カン・ウォンレ (CLON)、仮想アバターで“ダンサー”に復活…「6thアルバムを出したい」
2022年08月19日

「歌手たちが楽曲のタイトルについていくという言葉がある。『Kung Ddari Sha Bah Rah,』の歌手のように心がうっとうしい時、いらいらせず、仮想現実を通じて頑張ろうという前向きなメッセージを伝えたい」
ステージが暗転し、CLONのカン・ウォンレが車いすから“すくっと”立ち上がり舞台の前に出てきた。黒いスーツにサングラスをかけた彼は、2000年に大ヒットした楽曲「First love」のいわゆる“回転ダンス”を簡単に踊ってみせた。
1990年代を牛耳っていたウワサの“ダンサー” カン・ウォンレが帰ってきた。コンサートのステージではなく、3D技術力の支援を受け実現したメタバース (仮想世界)でだ。
カン・ウォンレは18日午後、ソウル・江南 (カンナム)区 一指 (イルジ)アートホールで開かれたメタバースアバターショーケースで、「アバターのサブキャラとしてCLONの6thアルバムを出したい」とし、「アバターは人生をよりいっそう楽しく生きていく過程」と述べた。
彼はク・ジュンヨプと結成したCLONで1996年にデビューし、「Kung Ddari Sha Bah Rah」が国民的ヒット曲に仲間入りした。この勢いでCLONはデビュー初年の年末授賞式の大賞を獲得。
カン・ウォンレはその後も「City escape」や「First love」などのヒット曲を相次ぎ輩出したが、2000年に交通事故で大けがをし、下半身が使えなくなった。彼はこの不慮の事故も、いわゆる“車いすダンス”を披露するなど、地道にステージをノックしたが、以前のように活発な活動はできなかった。
しかし技術の発展に支えられ、彼のダンスを記憶するある振付師がダンスの動きを採用し、カン・ウォンレは顔をスキャンし合わせる方式でアバターが誕生した。
カン・ウォンレは「顔をスキャンしてアバター作業をする方々が僕を見て、太りすぎて20代の顔が再現できないようだと言った」とし、「それで20代の写真をたくさん使った」と述べ笑った。
また「ク・ジュンヨプに (アバターを)見せたら、僕と似ていると言った」とし、「(アバターが) 動く姿を見て、僕も胸がじんとするのを感じた」と付け加えた。
カン・ウォンレはク・ジュンヨプの話が出ると、「台湾で元気に過ごしているが、先日伝えられた妻の妊娠のニュースは誤報だという」と近況も伝えた。
カン・ウォンレは今後、仮想世界でアバターがステージを飾る音楽番組のアンバサダー (広報大使)として活躍する予定。この番組は10月に放送される。
彼は「事故から22年が経つが、依然として心の片隅では動きたくて、ダンスも踊りたいし、ありとあらゆることをすべてやりたがっているのに、じっと我慢している」とし、「多くの方が苦しんでいて、やりたいことを我慢している方も多いが、仮想現実を通じて夢も叶え、希望も抱き、楽しく生きて行ってほしい」と述べた。
カン・ウォンレはアバターを活用した公演も推進中だと明らかにした。また仮想世界では息子とともに遊び場でシーソーやブランコに乗り、他の父親のように軽々と持ち上げて肩車も載せてあげたいと語った。
彼は「映画『アバター』で車いすに乗った主人公がアバターに変身して走る時、涙をたくさん流した。僕もそんな気分を感じてみたいと思った」とも明かした。
