少女時代&BLACKPINK&IVE&NewJeansまで…今夏の歌謡界をガールズグループがけん引

2022年08月23日

K-POP市場、類を見ない“ガールズグループ天下”が続き、今夏を熱く盛り上げている。
歌謡界によると、19日午後、韓国最大音源サイトMelOnのメインチャート「TOP100」の1位から10位を、ガールズグループや女性アーティストが独占したという。
“ミン・ヒジンのガールズグループ”として知られている新人グループNewJeansの「Attention」と「Hype Boy」が、1位と2位に並び、いまやワールドスターとなったBLACKPINKの新曲「Pink Venom」が、発売と同時に3位にランクインした。
IVEは、ヒット曲「Love Dive」で発売4カ月が過ぎた現在もチャートの6位を守り、ガールズグループ少女時代は10位を獲得。デビュー15年が経っても変わらぬ人気を誇った。
この他にもアイドルグループではないが、バラエティ番組で結成された女性グループWSG WANNABEが、4位と5位にランクインした。
歌謡界では通常、夏の市場はガールズグループの“繁忙期”として考えられてきた。しかし、今年のようにガールズグループがチャートの上位圏を総なめにしたのは、極めて異例とされている。
昨年の同期間である8月第3週目のMelOn週間チャート上位10位に入った女性アーティストは、aespa、テヨン(少女時代)、Red Velvetの3組だけだった。その他は、BTS(防弾少年団)や、イ・ムジン、MSG WANNABE、チョ・ジョンソクなど男性アーティストだった。
今年のガールズグループの勢いについて、MelOnの関係者は「IVEやNewJeansのように、世界で強力なファンダムを持つ新人ガールズグループが登場したことに併せて、バラエティ番組の音源市場進出が今年も行われたためだと見られる」と説明した。
この分析のように、今年の音源市場では新人ガールズグループの躍進が目立つ。
NewJeansは、強烈な高音やビートではなく、優しく耳を刺激する穏やかな楽曲とポップアートを彷彿させる映像や写真を前面に押し出し、MZ世代のファンの攻略に成功。IVEは、IZ*ONE時代にしっかりとしたファンダムを構築したチャン・ウォニョンやアン・ユジンを先鋒に立たせ、中毒的な低音が際立つレトロメロディーで音源チャートを席巻した。
このように新人ガールズグループの活躍が目立つ中、歌謡界では、年末の授賞式で新人賞の争奪戦が繰り広げられるのではという予測が早くから出ている。
この2組以外にも、JYPが輩出したNMIXXや、HYBEの初のガールズグループとして名を広めたLE SSERAFIMなど、例年ならたやすく新人賞を獲得したであろうグループが一気に殺到したためだ。
新人の他にも、今夏の音楽市場ではガールズグループTWICEのリーダー・ナヨンが「POP!」をロングヒットさせたり、“第2世代アイドル”の代表格である少女時代が、デビュー15周年にリリースした「FOREVER 1」をトップ10にランクインさせて、存在感を誇ったりするなど、先輩ガールズグループの“貫禄”も目立った。
このようにガールズグループが市場を席巻したことについて、これまでとは異なる“破壊力”に注目する分析も出ている。
従来は“ボーイズグループ=音盤(フィジカル盤)”、“ガールズグループ=音源”の公式ができるほど、市場が二極化していた。
強力なファンダムを基盤にするボーイズグループとは異なり、大衆性を売りにしているガールズグループは、音源チャートでは強勢を見せるが、いざ“お金になる”アルバムやグッズ販売においては、相対的に劣勢という認識があった。
しかし、新型コロナウイルス感染症の事態後、K-POPアルバム市場が急成長し、グローバルなファンダムが構築されながら、ガールズグループのアルバムセールスが低いというのは昔の話となった。
BLACKPINKは2020年に、1stアルバム『The Album』でガールズグループ史上初のミリオンセラーを記録し、来月発売を控えた2ndアルバムも先行注文量だけで150万枚を販売。“ダブルミリオンセラー”の誕生に対する期待を高めた。
メタバース(仮想世界)のガールズグループを標榜するaespaもやはり、アルバム「Girls」を発売初週に100万枚以上売り上げ、NewJeans、IVE、LE SSERAFIMも初週販売量で30万枚以上を記録した。
ガールズグループが音源はもちろん、フィジカル盤までを売り上げる“完全体アイドル”として位置づけられたのだ。
彼女たちは、このような固い人気を土台に、CHANEL、SAINT LAURENT、BVLGARI、Tiffany&Co、FRED、MIU MIUなど、世界的ブランドのアンバサダー(広報大使)の座をつかみ、広告界でも縦横無尽に活躍した。
ある所属事務所の関係者は、「ガールズグループの楽曲はまず、歌詞とメロディーが簡単でマネしやすい」とし、「最近“バイラル・マーケティング”で最も重要なTikTokのチャレンジに有利だという意味だ。ボーイズグループの楽曲は相対的に難易度が高い場合が多く、TikTokのチャレンジを展開するのは難しい」と分析した。
それとともに「IVEの『LOVE DIVE』やナヨンの『POP!』など、ヒットしたガールズグループの楽曲はみな、TikTokでもヒットしたという共通点がある」と付け加えた。

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