映画『正直な候補2』出演のキム・ムヨル、「今度はコメディの最前線で演じた」

2022年09月28日

「とても親しい友人に久しぶりに会う感じだった。またこのキャラクター(パク・ヒチョル)を演じられることがとてもうれしく、気分がよかった」
映画『正直な候補2(原題:정직한 후보 2)』で帰ってきた俳優キム・ムヨルに27日、ソウル・鍾路(チョンノ)区八判(パルパン)洞のあるカフェで会った。彼は前編に続き、“チュ・サンスク”(ラ・ミラン)の秘書室長“パク・ヒチョル”を演じた。
ヒチョルは「正直な候補2」で最も大きな変化を見せる人物。サンスクの政界引退に合わせ、運転手として生計を立てていた彼は、サンスクが江原(カンウォン)道知事に当選したことを受け、再び秘書室長として従事する。しかし江原道庁で“道庁歴18年目”の“チョ・テジュ”(ソ・ヒョヌ)に押されて冷遇され、ついに嘘が付けなくなり、危機に陥る。
キム・ムヨルは「前編では “リアクター”としての役割を担っていたとするなら、今回は自らコメディの最前線をリードしなければならなかった」と述べた。
さらに「前編でご一緒した方々に対する信頼、楽しかった思い出など、この作品が僕に与える意味は、僕がコメディ演技に挑戦する勇気となった。しかし容易ではなかった。社会的な仮面は脱ぎ捨てたが、言葉を出す瞬間も『僕がこんなんじゃいけないのに』という姿が現れなければならなかった。その部分を表現するのが本当に難しかった。ミランさんに『なぜあんなに大変そうだったのか、今になって分かった』と言ったら笑っていた(笑)」と振り返った。
『正直な候補2』はサンスクに続いてヒチョルまで“真実の口”を得ることになり繰り広げられる話を描く。これまで我慢してきた上司のチュ・サンスクに対する不満を表出する姿は、この作品のもう一つの面白さだ。
キム・ムヨルは「まずパク・ヒチョルという人物がチュ・サンスク議員を長い間補佐しながら抱いた感情と本音が気になった。監督やミランさんと一緒に出した結論は51%の愛情と49%の憎悪が混じった感情、結果的には愛憎だった」と明かした。
キム・ムヨルは、ラ・ミランと一緒にツートップで作品を引っ張っていくことになった感想を尋ねられると、「依然としてラ・ミランさんがワントップの作品だと思う」と謙遜した。「パク・ヒチョルという役柄が(前編より)目立つのは事実だと思う。しかし今回もミランさんを信じてこの作品に参加し、撮影中ずっと頼りにしていた」と話した。
さらに主演として乗り出すプレッシャーよりは続編に対する心配が大きかったと告白した。
「前編が多くの方々に愛された。今回はもっと面白くて独歩的な作品を作らなくてはいけないが、似たようなコンセプトと仕掛けのゆえに、既視感が出るのではないかと心配していた。台本を受け取った日から撮影が終わる日まで、その部分に対する苦悩を手放さなかった」
前編に続き、息を合わせたラ・ミランとユン・ヒョンホ(ボン・マンシク役)には、「お二人とも個人的に親交もあるが、現場ではお手本になる先輩たち」とし、「一緒に演技するということだけでも多くのインスピレーションを受けた。信頼ある存在がしっかり支えてくださり頼ることができた」と感謝を伝えた。
特にラ・ミランについては「この映画の差別点」とし、「どんな言葉で表現しても足りない。本当にたくさん悩んで考えながらもいざ演技をする時はすべてを投げ捨てて毎回新しい姿を見せてくれる」と称賛した。
そして「最近は、新型コロナウイルス感染症や心の痛むニュースが多く、つらい時期。この映画を見る間くらいは、そんなことを忘れ笑える時間となったらと思う」と述べた。

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