俳優ユ・ヘジン、映画『フクロウ』で仁祖役に挑戦…「長く生きていたら王を演じることになった」
2022年10月19日

俳優のユ・ヘジンが、映画『フクロウ(原題:올빼미)』で朝鮮王朝時代の王に変身する。
ユ・ヘジンは18日、ソウル・CGV龍山(ヨンサン)I'PARK mallで開かれた『フクロウ』の制作報告会で、「長く生きていたら王を演じることになった。うれしかったし、一風変わった経験だった」と初めて王役を演じた感想を明らかにした。
そして「既存の王のイメージから離れたいというところから出発した。僕のカラーをもっと上塗りしたいという悩みを抱えていた。心理的な部分を追求しようとしたし、外的な部分では顔の震えなどで(感情)表現をしようとした」とも付け加えた。
来月23日に公開される『フクロウ』は、夜だけ前が見える目の不自由な占い師が、世子の死を目撃しながら繰り広げられるミステリースリラーだ。
ユ・ヘジンは息子を失い狂気を見せる仁祖を、リュ・ジュンヨルは目の不自由な占い師の“ヒョンス”に変身した。チェ・ムソンが王の主治医“イ・ヒョンイク”役、チョ・ソンハは領議政の“チェ・デガム”役、パク・ミョンフンは“キョンス”を助ける内医院の医官“マンシク”役を務めた。
演出を担ったアン・テジン監督は「ユ・ヘジンが演じる王は、違うと思い、オファーした。普段から、リュ・ジュンヨルさんはジャンル映画がとてもよく似合う俳優だと思っていた。スリラー映画で一緒に仕事をしてみたい俳優だった」とキャスティングの理由を説明した。
ユ・ヘジンとリュ・ジュンヨルは映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』(2017)や『鳳梧洞戦闘(原題:봉오동 전투)』(2019)に続き、今回で3度目の共演となる。
ユ・ヘジンは「(リュ・ジュンヨルと)縁がある」とし、「そばで見ていると、どんどん演技がしっかりしていくのが分かり、うれしかった」と述べた。
リュ・ジュンヨルも「デビュー前から観客として、ファンとして見ていた先輩と、3つの作品で一緒に仕事をできて、本当に奇跡のようだ」とし、「次の作品もご一緒したい」と応えた。
映画は昼には前が見えない“昼盲症”という素材を活用した。アン監督は「4年前に昼盲症というアイテムを提案された。とても興味深く、シナリオも書き演出もさせてもらえることになった」と述べた。
そして「昼盲症を扱う映画やドラマが見つからず、実際に昼盲症の方を訪ね、インタビューをした。患者の方々がどのように見えるのかを最大限に表現しようと努力した」と付け加えた。
リュ・ジュンヨルは昼盲症の患者を演じたことについて、「挑戦だった」としながら、「実際に昼盲症の方々や視覚障害者の方々と時間を共に過ごしながら、特徴をたくさん観察し、俳優としてどのように表現すべきかアドバイスも求めた」と述べた。
演技のためにぼやけた焦点で前を見ようと努力したという彼は、「今も集中をしないと焦点が合わない」と述べ笑った。
『フクロウ』は、アン監督の初の商業長編映画だ。『王の男』(2005)助監督出身の彼は、「観客が(映画の中の)時代に入っていると感じる時、もっとスリルと面白味を感じることができるという結論を得た」とし、「考証にも非常に忠実で、現実的な美術や衣装をお見せしようと努めた」と説明した。
