歌手リナ・パーク、3年ぶりの単独コンサート「今」開催…「記憶と恋しさで満たした」
2022年10月21日

「これまで重苦しい時間を過ごしながら、私たちが一番多く覚えた感情が恋しさなのではないかと思った。そんな意味で記憶と恋しさを語る楽曲を聞かせようとした」
19日午後、ソウル・江西 (カンソ)区にあるLGアートセンターで開かれたリナ・パーク (パク・ジョンヒョン)の単独コンサート「今」は3年間、会場で会えなかったファンと歌手がお互いへの恋しさを打ち明ける場だった。
濃いピンクのスーツを着たリナ・パークがデビュー曲「My Day」でステージを始めると、会場をいっぱいに埋め尽くした観客1千300人あまりは熱い歓呼で応えた。
リナ・パークは「このようにいっぱいに埋まった客席を見ながらごあいさつするのがこのように難しいことになるとは思わなかった」と感激した。
さらに物悲しいギターのサウンドが印象的な「The End」と別れの情恨を率直な歌詞で表現した「Black Diary」を歌ったリナ・パークは、「(Black Diaryの) メロディーがしきりに頭の中で回っていたが、誰の歌なのか分からなかった。でも少し経ってみると私の歌だった。恥ずかしいことに自分の歌なのか本当に忘れてしまった」と笑い出した。
リナ・パークは「A stray child」を熱唱した後には客席で「ヌナ (年上女性を指す言葉)、どうしてこんなに歌が上手なの?」というあるファンの叫び声が聞こえ、会場が笑いの渦に包まれた。リナ・パークは「皆さんの温もりを受けることで、歌を上手に歌うことができる」と答えた。
「Urban Legend」や「Now You Can」を披露したリナ・パークは、未発表曲となる「一言 (原題:말 한마디)」をファンに届けた。
四季を歌で表現するシリーズ“4 Seasons”の最後の曲である「一言」は、作曲家のファン・ソンジェと作詞家のパク・チャンハクがコラボした楽曲。
「あなたを愛したという言葉、あなたのおかげで幸せだったという言葉、しみじみ会いたいという言葉」という歌詞で去っていく恋人に向けた凄然とした恋しさを表現した。
リナ・パークは「Sweet」や「Just Right」で爽やかでハツラツした音色を誇りながらも、「Love, Again」や「In Dreams」では爆発的な歌唱力を披露し、“歌謡界のディーバ”であることを立証した。
ゲストとして登場した歌手HYNN (パク・ヘウォン)は、彼女だけの清涼としたボーカルで「The Story of Us」や「The Lonely Bloom Stands Alone」を熱唱。
「A Person In My Dream」や「Plastic Flower」で2部のステージに突入したリナ・パークの姿はまるで情熱的なロッカーを連想させた。
リナ・パークは「ファンの皆さんが私がこの曲を歌う姿を見て、“狂”の字を使って“狂曲”だと名付けた (笑)」と述べたりもした。
「Let's be a family」、「Hot Air Balloon」、「By chance」、「Constellations」を歌い雰囲気を高め、「Song For Me」を最後の楽曲としてプレゼントした。
本公演が終わった後にも観客たちは「アンコール」を連呼しながら会場を離れないでいると、リナ・パークは「The Magic I Once Had」を歌いながら再びステージに上り、「P.S. I Love You」を最後に公演を終えた。
彼女は「今が皆さんにとてもとてもつらい時間かもしれないし、よい時間かもしれない。もしつらい時間なら、この楽曲の数々を聞きながら少しでも癒されることを願う」と述べた。
