歌手HYNN、「いくら歌っても別れは未だに怖い」
2022年11月24日

「バラード歌手なので、別れの曲を歌い続けていたら、(別れに対して) 淡泊になってしまうかもしれないと若い頃は思っていた。しかし、未だに一番怖いのが、別れ」
歌手HYNNは、最近開いた音楽鑑賞会で「今も別れが慣れない」と述べ、バラーダーとして感じる“別れ”について語った。バラードの永遠のテーマである“別れ”に対する彼女の感情が気になり、尋ねたからだ。
彼女は今月23日、1stフルアルバム「First of all」をリリース。持ち前の繊細な感情で、別れと愛を描き出した。
HYNNは、「幼い頃から家族との別れ、友人との別れがとても嫌いだった」とし「別れを歌う今になって、そんな経験や気持ちが役に立っている」と話した。
フルアルバムが珍しくなったこのごろ。自分の声で満たしたフルアルバム一枚を出すまでに、2018年のデビューから4年を要した。
今回のアルバムには、ダブルタイトル曲 「Orpheus」や「RUN」をはじめ、大先輩ヤンパとタッグを組んだアカペラR&Bの「Sweet Love」、子供合唱団の澄んだハーモニーが際立つ「You Are My Life」、別れた後の恋人たちの物語を扱ったバラード「The Story of Us」など、計11曲が収められた。
HYNNは「実は、ミニアルバムを企画して作業していたら、いいガイドができ、いいデモに出会い、そうするうちに曲数が増えてフルアルバムになった」、「アルバムの準備は、忙しなく行われた」とのエピソードを明かした。
そして「(フルアルバムの) 計画ではなかったので、驚いている」とし「もっと多様な姿と音楽を届けなければと思い、私の声を入れてみた」と付け加えた。
バラードの大先輩ヤンパとの作業は、彼女にとっても喜ばしい経験だった。今では、音楽の話はもちろん、個人的な悩みまで気軽に話せる仲になったという。
HYNNは、「私がコラボをオファーした時、ヤンパさんのコンディションが良くなかった。それにも関わらず、快諾してくださり感謝だった」とし「レコーディング現場では、笑いが絶えなかった。好きな先輩のディレクティングを見られるなんて胸がいっぱいで、光栄な時間だった」と振り返った。
ヤンパと初めて会った時、サインをもらったという彼女は、「先輩が“大きな木になれ”と応援してくれた」と話した。
タイトル曲「Orpheus」には、ラッパーのチョ・グァンイルがフィーチャーリングで参加。力強いラップと爆発する感性が調和し、深い余韻を残す。
HYNNは、「グァンイルさんはラップをしてくれただけでなく、ミックスなど、曲作業の最後まで参加してくれた」とし「一緒に力を合わせた楽曲なので、グァンイルさんのためにもいい成績を出したいという小さな希望がある」と語った。
彼女は、ガールズグループWSG Wannabeのメンバーとしても人気を集めた。「バケットリストにもなかった驚くべきこと」が起きた一年だったという。
HYNNは、「今年は思いもよらない感謝な出来事が多く、私にとってはありがたい一年だった」と明るく笑った。
そして、「一人で活動するバラード歌手という特性上、寂しくなる時が多いが、いい先輩に出会い、多くのことを学ぶことができた」とし「WSG WannabeやGaya-Gのメンバーが、カムバックを前に、カバー映像を撮って送ってくれた」と明かした。
彼女は、今回のアルバムの目標について「一度もこのような欲を持ったことはないが、グァンイルさんのためにも“Orpheus”で1位を取りたい」と力強く語った。
そして、「多くの方の心を打つ歌手にならなければならない」、「歌手としてのアイデンティティを今も探している」と述べた。
