俳優ユ・へジン、映画『フクロウ』で初の王役に挑戦

2022年12月01日

映画『王の男』(2005)や『タチャ イカサマ師』(2006)など、あらゆる出演作でコミカルな“味”のある演技を披露し、愛されてきた俳優ユ・ヘジンが、新作映画『フクロウ (原題:올빼미)』で、これまでとは180度異なる王の姿を披露する。
今回、彼が担った役は、李氏朝鮮時代の第16代国王“仁祖”。
清の皇帝に頭を下げる屈辱を経験し、最後には釈然としない理由で息子を失う人物だ。
『フクロウ』の制作報告会でユ・ヘジンは「王なので、アクションシーンがあるわけではない。そのため、“どのように見せるのか”という、心理的なものを追求した。それがとても勉強になった」と語っていた。
ストレスで顔の筋肉が麻痺するという難易度の高い演技を見事にこなし、疑心と不安に満ちた君主を独自の演技で描き出したユ・へジン。
演出を担ったアン・テジン監督は、「“ユ・ヘジンにしかできない王があると思う”と説得した。実際の撮影でも、(キャスティングの) 選択は間違っていなかったと感じた」と明かした。
共演した俳優が、舌を巻くほどの (演技する人物についての)下調べを行った結果でもある。
チョ・ユンソは、「びっしり書かれた手書きの (人物について書かれた)メモを、撮影に入る直前まで、悩みながら見ていた」とのエピソードを語った。
長い劇団生活で培った豊富な演劇経験も一役買ったという。
彼は、「色が濃いキャラクターを演じる時は、演劇をする時を思い浮かべている」と、自身の演技方法を伝えた。
韓国映画になくてはならない存在になったユ・へジンが、俳優生活25年目にして初めて披露する王役に注目が集まっている。

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