映画『別れる決心』、「第58大鐘賞映画祭」で3冠を達成
2022年12月12日

パク・チャヌク監督の映画『別れる決心』が、「第58回大鐘賞映画祭」で作品賞など3冠を獲得した。
最近、建国(コングク)大学の新千年館で開かれた大鐘賞映画祭において、『別れる決心』は作品賞の他に主演男優賞(パク・ヘイル)と脚本賞(パク・チャヌク、チョン・ソギョン)を受賞。
海外での撮影によりアメリカ・ロサンゼルスに滞在しているパク監督は同日、音声メッセージを通じて、「年末に大きなプレゼントをもらった気分」だとし、「特に、(コロナによる)規制が緩和されてから初めて迎える大鐘賞なので光栄。忘れられない大切な記憶として残りそうだ」と感謝の言葉を伝えた。
また、「誰よりもパク・ヘイルとタン・ウェイの顔が思い浮かぶ。また他の俳優やスタッフたちにも会いたい」とし「『別れる決心』を愛してくださった多くの観客の方々に感謝する」と付け加えた。
俳優のパク・ヘイルも、同僚俳優イ・ビョンホンから主演男優賞のトロフィーを受け取った際、「俳優として映画に接する際の好奇心が、最も大きな動力だ」とし、「好奇心を失うことなく、たとえ失敗したとしても、前進していきたい」と述べた。
主演女優賞は、『人生は美しい(原題:인생은 아름다워)』の女優ヨム・ジョンアに与えられた。
ヨム・ジョンアは、「イ・スンジェ先生からトロフィーをいただけて、光栄だ」とし「『人生は美しい』は、大きな幸せをくれた作品だった。皆さんに感謝申し上げる」と述べた。
『人生は美しい』も、主演女優賞と音楽賞(キム・ジュンソク)、今年よい演技を披露した新人俳優に与えられる「ニューウェーブ賞」(男優部門)(オン・ソンウ)の3冠を達成した。
『犯罪都市 THE ROUNDUP』も、撮影賞(チュ・ソンリム)や編集賞(キム・ソンミン)、この1年で注目される演技を披露した俳優に与えられる「ピープルズ・アワード」(男優部門)(パク・ジファン)の3つの賞を受賞。
監督賞は、『キングメーカー 大統領を作った男』を演出したピョン・ソンヒョン監督に与えられた。
韓国映画の発展に貢献した映画人に与えられる功労賞は最近、がん闘病中であることを告白した“国民的俳優”アン・ソンギに与えられた。
授賞式に来られなかったアン・ソンギは、事前に収録された映像メッセージを通じて感謝の意を表した。
大鐘賞はここ数年間、公正性問題と内部葛藤により論議を巻き起こしていたが、今年は映画人たちが中心となって改革と刷新をはかった。
これまで出品制で運営されていた予審方式を選定制に変え、国民審査団を導入。受賞者が式に参加しない場合、映画関係者や知人が代理受賞していた慣行を廃止し、主催側から後日受賞者にトロフィーを渡すことになった。
同日の大鐘賞の授賞式は、約800席のイベント会場が、ほぼ満席になるほどだった。部門別の受賞候補が、全員出席することはできなかったが、受賞者の中でも不参加者は一部にとどまり、ほとんどが不参加だった過去とは異なった様子を見せた。
以下、受賞リスト
▲ 作品賞=『別れる決心』
▲ 監督賞=ピョン・ソンヒョン(キングメーカー 大統領を作った男)
▲ 女優主演賞=ヨム・ジョンア(人生は美しい)
▲ 男優主演賞=パク・ヘイル(別れる決心)
▲ 女優助演賞=イム・ユナ(少女時代のユナ)(共助:インターナショナル/原題:공조2: 인터내셔날)
▲ 男優助演賞=ピョン・ヨハン(閑山:龍の出現/原題:한산: 용의 출현)
▲ 新人女優賞=キム・ヘユン(ブルドーザーに乗った少女/原題:불도저에 탄 소녀)
▲ 新人男優賞=ム・ジンソン(ジャンルだけロマンス/原題:장르만 로맨스)
▲ 新人監督賞=パク・イウン(ブルドーザーに乗った少女)
▲ 功労賞=アン・ソンギ
▲ 脚本賞=パク・チャヌク、チョン・ソギョン(別れる決心)
▲ニューウェーブ賞 女優=パク・セワン(6/45/原題:육사오)、チョ・ユンソ(不思議の国の数学者/原題:이상한 나라의 수학자)
▲ 音楽賞=キム・ジュンソク(人生は美しい)
▲ 美術商=リュ・ソンヒ、イ・ハジュン(宇宙+人 1部/原題:외계+인 1부)
▲ ニューウェーブ賞 男優=オン・ソンウ(人生は美しい)、パク・ジェチャン(セマンティックエラー:ザ・ムービー/原題:시맨틱 에러: 더 무비)
▲ 撮影賞=チュ・ソンリム(犯罪都市 THE ROUNDUP)
▲ 視覚効果賞=チェ・ガルソン(宇宙+人 1部)
▲ ピープルズ・アワード 女優=オ・ナラ(ジャンルだけロマンス)
▲ 照明賞=イ・サンファン(Hunt/原題:헌트)
▲ 衣装賞=クォン・ユジン、イム・スンヒ(閑山:龍の出現)
▲ 編集賞=キム・ソンミン(犯罪都市 THE ROUNDUP)
▲ ピープルズ・アワード 男優=パク・ジファン(犯罪都市 THE ROUNDUP)
▲ ドキュメンタリー賞=イ・イルハ(モア/原題:모어)
▲ シリーズ映画監督賞=イ・ジュヨン(アンナ ディレクターズカット版/原題:안나-감독판)
▲ 大衆が注目した視線賞=シン・スウォン(オマージュ/原題:오마주)
