昨年の映画観客数は1億人を超えるもコロナ以前の49%にとどまる…映画振興委員会が発表
2023年01月13日

新型コロナウイルス感染症で長い低迷期を経た韓国映画産業が昨年、年間観客数1億人を突破した。売上額も1兆ウォン (約1,000億円)台を回復した。
しかしコロナ以前の2019年に比べては依然として低調な水準だった。
映画振興委員会が出した「2022年12月 韓国産業決算発表」を見ると、2022年1年間の累積観客数は1億1,280万人で、コロナ禍後初めて年間累積観客数が1億人を超えた。
2021年よりは86.4% (5,228万人)増加したが、2019年の49.8%の水準にとどまっている。
累積売上額は1兆1,602億ウォン (約1,160億円)と集計された。2021年より98.5% (5,757億ウォン)増加したが、コロナ以前の2019年の60.6%にとどまっている。
韓国映画の売上は6,310億ウォン (約631億円)で昨年より263.9% (4,576億ウォン)増加した。韓国映画の累積観客数も6,279万人と昨年より244.7% (4,457万人)増えた。
外国映画の累積売上額は昨年より28.7% (1,181億ウォン)増加した5,292億ウォン (約530億円)、累積観客数は18.2% (770万人)増えた5,001万人だった。
2022年のボックスオフィスの1位は1,269万人を動員した『犯罪都市 THE ROUNDUP』。売上額は1,312億ウォン (約130億円)と集計された。2位は12月に公開した『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』だった。
独立・芸術映画の中では、昨年11月30日に公開した『今夜、世界からこの恋が消えても』の売上額が約66億ウォン (約6億6,000万円)、観客数が約65万人を記録し1位に上った。
映画館入場料の3%を徴収して造成する映画発展基金の徴収額は、昨年179億ウォン (約18億円)にとどまった。コロナ禍以前の2019年の1年間に徴収された映画発展基金545億ウォン (約54億5,000万円)の32.8%の水準に過ぎなかった。
映画振興委員会は「このような傾向ならば、2023年の下半期の映画振興財源が枯渇する危機に直面すると予想する」とし、「韓国映画の支援のための安定的な国庫および基金転入が切実な時点」と明らかにした。
