映画『モンムンイ』で共演のチャ・テヒョン&ユ・ヨンソク、「子犬たちとの撮影はかわいくて大変だった(笑)」
2023年02月20日

「犬たちがたくさんいるので、目を離せず、集中することが難しかった。まあ…めちゃくちゃだった(笑)」(チャ・テヒョン)
「海辺たくさんセリフを言わなければならないシーンがあったが、子犬たちが地面を掘っているところしか見えなかった。とてもかわいかった」(ユ・ヨンソク)
俳優チェ・テヒョンとユ・ヨンソクが子犬たちと共に演じた感想を明かした。2人が主演を務めた『モンムンイ(原題:멍뭉이)』は、結婚を控えた“ミンス”(ユ・ヨンソク)と彼のいとこの“ジングク”(チャ・テヒョン)が、愛犬“ルーニー”の新しい家族を探すために旅立つ道のりを描いた映画だ。
最近、ソウル・鍾路(チョンノ)区昭格(ソギョク)洞のあるカフェで会ったチャ・テヒョンとユ・ヨンソクは、シナリオの力に惹かれ、作品への出演を決めたと述べた。この作品は、チャ・テヒョンの6年ぶりとなるスクリーン復帰作でもある。
チャ・テヒョンは「シナリオをすべて読んだが、『何だろう?もう終わり?』と思うほど、スッキリとしていた」とし、「無理やりなどんでん返しがあったり、設定が過度だったりもしなかった。監督さんが最後に、自分の愛犬の名前と共に、『この子に捧げる』と書いていた部分も新鮮だった」と振り返った。
ユ・ヨンソクは「パンデミック前なので、多くの予算がかけられた大作が多かったが、その中でも『モンムンイ』と書かれたこの台本が目に入った」としながら、『映画が与えるメッセージと意味を感じたので、台本を離せなかった」と述べた。
「映画で扱っているこの子どもたち(子犬たち)を、自分の欲と俗物的考えのために断るのは違うのではないかと思った。監督さんと対話しながらも、作品に対する思いが感じられた。計算などせず、この映画が与えようとするメッセージに集中して撮影しなければと思った」
ユ・ヨンソクは、少ない予算で制作される作品に出演するため、出演料も自主的に減らしたと明かした。彼は「僕だけではなく、カメオで出演した俳優の方々もそうだ」とし、「本当にみんなで団結して作った映画だ」と謙遜した。
劇中、いとことして登場する2人が、ルーニーの新しい飼い主を探すため、ソウルから済州(チェジュ)島へと長い旅に出る。最初はルーニー1匹だが、その過程で出会う捨て犬たちが旅に続々と合流する。2人は結局、計8匹の子犬と済州島に向かう。
ユ・ヨンソクは撮影3カ月前からルーニー役を務めた犬と頻繁に会い、気持ちを通じ合わせたと述べた。
彼は「訓練ではできない感情表現を引き出すためには、お互いに絆を築くしかなかった」とし「一緒に多くの時間を過ごそうと努力した。撮影の合間の休み時間も、ルーニーがいる部屋に行って、おやつをあげたり、撫でたりした」と述べた。
チャ・テヒョンも「撮影前に訓練所に行って、何度も子犬たちと会い、信頼関係を築いた」としながら、映画で最も演技タッグを見せていた子犬“トール”についての裏話も教えてくれた。
「キャステングの時から紆余曲折が多かった。初めて会ったとき、息をする音がとても大きかった。その犬種自体がそうだとは聞いていたが、太ったのでそれがひどくなったと言っていた。音が大きすぎると、演技をするとき、ノイズ(雑音)が入りすぎるので、ダイエットをさせなければと言われていた。ダイエットに成功してキャステングされたのだ(笑)」
この作品は2人が2008年のドラマ以来、久しぶりに再会した作品でもある。
チャ・テヒョンは「ヨンソクさんの存在も、今回の作品を選んだ理由のひとつだった」と、ユ・ヨンソクに対する愛情を示した。
「ヨンソクさんの人気が爆発してからの再会となった。僕が育てたわけでもないのに、非常に誇らしく思う(笑)、新任監督や俳優の方々と作品をする時は、そういう部分が楽しいように思う。今では、(エンディングのクレジットで)僕の名前よりヨンソクさんの名前のほうが先に出てくる作品を一緒にやるというのがとても面白くて楽しい」
ユ・ヨンソクも、(チャ・テヒョンが出演していた)以前のドラマの撮影時に撮った写真を、今回の作品の小道具として使ったと話しながら、「あえて時間を割いて、お互い親しくなる必要がなかった」と述べた。
「個人的には、ありがたい部分が多いお兄さん。僕が何も知らず本当にミスばかりしていたときに、ドラマで会ったお兄さんなので、感謝が大きい。今回このように縁ができて、とてもうれしい」
2020年に撮影を始めた『モンムンイ』は、パンデミックで公開が数回先延ばしされた末、来月1日に韓国でようやく日の目を見る。
チャ・テヒョンは、試写会直後に開かれた記者懇談会で、「感無量だ」と公開への感想を伝えたりもした。
「1年前から、公開日の延期を繰り返した。最近では、多くの作品がオンライン動画サービス(OTT)で公開されたりするので、劇場公開はできないと思っていたが、本当に幸いだった」
今回の作品を撮影した後、捨て犬“リタ”を迎え入れたというユ・ヨンソクは、「実家を出て一人で暮らしをしてからは、犬を飼ったことはなかったが、この映画を撮影しながら勇気をもらった」とし、「『モンムンイ』が僕にとってそうだったように、他の方々にも前向きな影響を与えられたら」という願いを伝えた。
「ただ望むのは、お一人でも多くの方が僕たちの映画をご覧になり、作品が与えようとするメッセージとまっすぐな思いを理解していただくことだ。現実的なジレンマのゆえに、ペットを家族として迎え入れることを諦めようとしていた人々が、(この映画を通して)考え直す機会を得て、一匹でも多くの犬が救われればと思う」
