KBS「韓国の街歩き」のイ・マンギ、「田舎っぽく親しみやすい優しさが私の魅力」

2023年03月23日

「“お母さん、そうなんですね”なんて言うのは、まだ慣れない。前任のキム・ヨンチョルさんが、とても優しく温かったので、私が突然“お母さん、どこに行くんですか?”とは言えない」
最近、ソウル・永登浦 (ヨンドゥンポ)区 汝矣島 (ヨイド)洞のカフェで会ったKBSドキュメンタリー番組「韓国の街歩き」のMCイ・マンギは、「田舎っぽく、親しみやすい優しさが私だけの魅力だ」と語った。
「韓国の街歩き」は、有名な観光名所ではなく、旧市街や住宅街の路地などを探索しながら、街の人々と触れ合う都市紀行ドキュメンタリー。シルム (韓国の相撲)選手出身でタレントのイ・マンギは、3年8カ月間、番組を率いた俳優キム・ヨンチョルの後任として昨年7月からMCを担当している。
イ・マンギは、「番組の雰囲気を、ガラリと変えてはいけないという思いがあったため、キム・ヨンチョルさんのスタイルどおりにやろうとしたが、ぎこちなくて死ぬかと思った」と明かした。
「キム・ヨンチョルさんは温厚で、都会的な優しさがあるが、私は親しみやすく、田舎っぽい優しさだ。できるだけ近くで住民の方々と話したい」
持ち前の社交性で、初めて会う人を励ましたり、スムーズに会話を促したりするイ・マンギに、人々は気兼ねなく自身のことを話し出す。
全南 (チョンナム)の宝城 (ポソン)に在住のあるお年寄りは、自身が経営していた木工所が火事になった時、近所の子供たちが貯金を崩してお金を集めてくれたという話を、光州 (クァンジュ) 光山 (クァンサン)区のある蒸しパン屋の主人は、妻を失い、乗り越えなければならなかった孤独と悲しみを打ち明ける。
イ・マンギは「大韓民国の各地で、多くの方に会いながら、心温まる話に慰めを受けたり、立派な姿に感動したりすることがある」と話した。
「選手時代も全国各地を回っていたが、無駄に回ってしまったと思った。裏通りの些細な話を聞くと、今まで私が通っていた道とは全く違う街の道を歩くようになる」
イ・マンギは最近、KBS公営放送50周年記念の海外特集で、ブラジルのサンパウロやアメリカのロサンゼルスなどにある同胞の街を訪れた。
彼は「同胞の方々が、異国の地に腰を下ろして生きていく様子を見ながら、大韓民国という国は小さいけれど、国民の底力は果てしないということを改めて感じた」と述べた。
彼が訪れたブラジルのコリアンタウンBom Retiroは、ブラジルの女性衣類市場の半分以上を占めるほど、衣類産業の中心地として栄えているという。
「ブラジル移民第1世代は60年前、釜山から船に乗り55日かけて太平洋を渡った。針仕事、衣類たたみで商売をしながら、生活の場所を確立していった。彼らが今のコリアンタウンを形成した。ブラジルの同胞には、韓国人という自負心が溶け込んでいる」
毎週水曜日の午後、自ら車を運転して一日早くロケ地に入り、近所を歩いて回るというイ・マンギ。週に2日も家を空けて家族は寂しくないのかという質問に彼は、「最近は、“早く出かけろ”と言われる」と話し、笑った。
「“韓国の街歩き”は、本当にいい番組。いいものに触れ、運動もできて、美味しいものを食べて…。 おかげで全国の名店を回っている。ロケ地に行く途中、以前撮影で訪れた場所を通る時は、そこに寄ってご飯を食べてから行く。とても喜んでもらえる (笑)」

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