第4世代ガールズグループ、海外ツアーで人気を固める
2023年04月20日

昨年K-POP人気を牽引した、いわゆる第4世代ガールズグループが、今年に入り続々とフルアルバムを出し、海外ツアーに突入している。
音楽界ではこれについて、昨年までシングルとミニアルバムでトップクラスに飛躍したこれらのグループが、フルアルバムでコンサートのセットリストを確保し、公演を通して安定的な収益確保に乗り出したという分析が出ている。
2020年11月にデビューし、第4世代ガールズグループの中でも先輩格のaespaは、ソウルコンサートを盛況裏に終え現在、日本ツアーを進行している。彼女らは8月に、「夢の舞台」と呼ばれる東京ドームで単独コンサートを行う予定だ。海外歌手としてはデビュー最短期間で、この舞台に立つ。
aespaは、これに先立ち1stフルアルバムも出す計画だと伝えられた。
aespaは、今年2月に行われた初の単独コンサートのソウル公演で、舞台の半分近くを新曲で満たし、今後リリースされるフルアルバムに対しての期待を高めた。
当時、メンバーのWinterは、「初めてのコンサートが終わった。これからも様々なコンサートをしながら多様な姿をお見せしたい」と述べ、別のコンサートが行われることを暗示。カリナもまた、「今回のカムバックと今後の活動に期待してほしい」と話し、新譜発売を予告していた。
BTS (防弾少年団)が所属する事務所HYBE初のガールグループとして注目を集めたLE SSERAFIMも、来月1stフルアルバム「UNFORGIVEN」をリリースする。HYBEは昨年11月、LE SSERAFIMが今年、アジアと北米を回る大規模なワールドツアーを開くと会社説明会で公言していた。
デビュー曲「ELEVEN」から、1stフルアルバム「I'VE IVE」まで、4連続ヒットを記録し、人気グループの仲間入りを果たしたIVEも、この勢いを鑑みると、年内には国内・外でコンサートを行う可能性が高いと見られている。
メンバーのイソは、最近行われた記者懇談会でコンサートの計画を問われると、「フルアルバムだから計11曲も入っている。以前、リリースしたシングルも合わせれば、(楽曲数が)本当に多くなった」とし「コンサートも、機会があればやってみたい」と意欲を示していた。
「ガールズグループの名家」JYP所属の第4世代新人ガールグループNMIXXも来月、アメリカ、タイ、インドネシア、台湾、シンガポール、フィリピンなどを回る海外ショーケースを控えている。
このような雰囲気の中、次世代の音源強者という地位を確固たるものにしたNewJeansのコンサートの有無にも関心が集まるが、所属事務所ADORは、具体的な計画を発表していない。
ただ、メンバーのHanniは、先月の記者懇談会でコンサートについて問われると、「早く会う機会を持てるよう、努力している」と話した。
音楽界は、全ての音盤につき100万枚前後の販売高を記録するほど彼女らの人気が高い点や、aespa、IVE、LE SSERAFIMが同時期にフルアルバムを用意しているという点に注目している。シングルやミニアルバムと比べ、曲数の多いフルアルバムを出せば、所要時間2~3時間の単独コンサートを、自身の歌で満たすことができる。
このように人気を誇るガールグループが、次々とコンサートを計画するのは、ツアーを成功させれば、アルバム・音源の他に、莫大な収益を期待できるからだ。昨年までが、ヒット曲を輩出してトップクラスに跳躍する期間だったとするなら、今年はコンサートを通じて本格的に「収穫」に出る時期だというわけだ。
世界で、K-POP韓流が爆発的な人気となったうえ、新型コロナの状況は収束に向かっており、世界の公演市場が開かれていることは、鼓舞的な要素だ。
そのうえ大型音楽事務所にとって公演収益は、アルバム・音源と同じくらいの主要収入源となって久しい。
実際に、韓国1位の音楽事務所HYBEの昨年の公演売上は、2582億ウォン (約260億円)で、前年比470.1%と爆発的に増加した。これは、同期間のアルバム売上5539億ウォン (約558億円)の半分に近い規模だ。
ある公演企画会社の関係者は、「海外ツアーを一度すれば、新しい現地ファンが流入し、彼らは忠誠層として残る」とし「今後、彼らが再びアルバムを購入するという好循環が生まれる。海外ツアーの過程で、付随するMD (公式グッズ)の収益も、相当だ」と話した。
多くの観客の前で、自身の踊りと歌で2時間以上をリードするコンサートの経験は、単なる収益向上という次元を超え、歌手が一人前のアーティストとして成長するのに貴重な資産になるという点も重要だ。
ある大型芸能事務所の関係者は「K-POPが、グローバル市場で愛されているので、歌手たちも自ら舞台を見せて、海外ファンとコミュニケーションを取りたいという思いが大きい」とし「会場を満たしたファンを、目で確かめるのは、音盤販売量と共に、自身の成長傾向を確実に知ることができるもう一つの手段になる」と指摘。
そして「ツアーの規模と範囲をどんどん広げていくのは、アイドルグループの成長に欠かせない部分」だとし「最近、第4世代のガールズグループが売れたが、この成功を拡大し、人気を固めるものが、コンサートツアーだと思う」と付け加えた。
