チョー・ヨンピル、いっそう若くなった?…「20代30代のようなエネルギーに加えメロディー感覚は健在」

2023年05月01日

“歌王”チョー・ヨンピルが最近発売した新曲「Feeling Of You」と「La」について、歌謡界では彼の音楽がいっそう若くなったという肯定的な評価が出ている。
大衆音楽評論家のイム・ジンモ氏は、「チョー・ヨンピルは『Bounce』(2013)以後、絶対に昔の音楽スタイルでは(曲を)書かない」とし、「若い世代と接点を作ろうと非常に努力している。若い世代と疎通することが音楽家の基本だという考えを持っているようだ」と分析した。
実際に「Feeling Of You」は最近、歌謡界で絶大な人気を博しているシンセポップジャンルで、「La」はチョー・ヨンピルが初めて試みたプログレッシブハウスジャンル。夢と希望という今回の新曲のメッセージのように、チョー・ヨンピル自身もデビュー後55年も経ったが、音楽トレンドで遅れを取らないという意志を詰め込んだ。
イム評論家は「声にもまだ力があり、音自体もしっかり出している」とし、「まるで20代30代のようなエネルギーがある。メロディー感覚が依然として生きている」と述べた。
今回の新曲もまた、「Bounce」や「Moment」と同様、大型コンサートを念頭に置いたような構成が目につく。
チョー・ヨンピルは来月13日、ソウル・蚕室(チャムシル)総合運動場オリンピック主競技場と、来月27日の大邱(テグ)スタジアム主競技場の単独コンサートでファンに会う。そして、この場で新曲を初めてライブで届けるものと見られる。
イム評論家は「コーラスサウンドを勇壮に爆発させるのを見ると、公演を盛り上げられるよう楽曲を構成したようだ」とし、「オリンピック主競技場で新曲を公演しながら、『私が依然としてこのように生きている』、『20代30代のような細胞がこのようにうごめいている』ということをファンに見せたいのだろう」と付け加えた。
チョー・ヨンピルは前作「Moment」や「Like serengeti」とは異なり、今回は3Dアニメーションの感覚的な色感が際立つ「Feeling Of You」のMVも制作した。
このMVでチョー・ヨンピルはサングラスにギターを背負ったアバターとして登場し、ユニークな表情の虎、良い知らせをくわえてくるというカササギと共に旅行に発つ。
MVを制作した仮想現実(VR)アーティスト兼視覚芸術家の“チュス”は、音源プラットフォームMelOnに公開されたコメンタリー映像で、「チョー・ヨンピルの音楽は、その年代のアーティストが見せる円熟味とは違う純粋な子どもの姿を秘めているのが強みだ」とし、「Xだから子どもたちが描いたようなドローイングで(MVの作業を)始めた」と述べた。
大衆音楽評論家のキム・ドヒョン氏は、「MVのティザー映像から尋常ではなかったが、楽曲を聴いてみると今回は確実に若い感覚で行こうとしているようだ」とし、「『Bounce』の時よりはるかに活力のある音楽。発展して挑戦する巨匠の姿を見せようとしているのではないかと思う」と指摘した。
チョー・ヨンピルの挑戦は、「La」でさらに顕著に表れる。
彼はサビを強烈なシンセサイザーサウンドで施し、一般的な歌詞の代わりに“ラタタタ タラタ/ラムバムバムバ ラバムバ/ララララ ラララ”という語句で満たした。まるでK-POPアイドルグループのダンス曲を思い起させる構成だ。
キム・ドホン評論家は「最近の韓国の音楽の中でも、グローバル市場で最も人気を博するのはK-POPだが、韓国大衆音楽の巨匠チョー・ヨンピルがこのジャンルをこんなふうに新しく解釈した部分が非常に新鮮だった」とし、「今後出てくるフルアルバムがどんな姿なのかとても楽しみだ」と述べた。
チョー・ヨンピルは来月の単独コンサートのステージに立った後、年内には2013年の19thアルバム『Hello』以降10年ぶりとなる20thフルアルバムを発売する。

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