『犯罪都市3』主演のマ・ドンソク、「『犯罪都市』は僕の人生そのもの」

2023年05月25日

「『犯罪都市』は、僕の軟骨と拳、そして魂と引き替えにした作品なので、僕の人生そのものだ」

24日午後、ソウル鍾路(チョンノ)区にあるカフェで会った俳優マ・ドンソクは、映画『犯罪都市』シリーズについてこう語り、深い愛情を示した。

『犯罪都市』シリーズは、マ・ドンソクが主演だけでなく、制作と企画まで担った韓国を代表する犯罪アクション映画。今月31日には『犯罪都市3(原題:범죄도시 3)』が公開される。 「(僕の口から)“うちの子はとてもかわいい”と言うのは気が引けるが、僕にとっては、とても大切な作品なので、多くの人に見ていただきたい」 

『犯罪都市』でマ・ドンソクは、怪力刑事“マ・ソクト”を演じる。パート1~2でマ・ソクトは衿川(クムチョン)警察署の強力班所属だが、パート3ではソウル広域捜査隊の勤務となる。映画のスケールもそのぶん大きくなった。 

マ・ドンソクは、パート3で力を入れた部分は何かという質問に、「一番重要なのは、僕が僕に従わないこと」、「『犯罪都市』の後続編が、前編に従っていないことが重要だ」と述べた。 『犯罪都市3』は、前編よりアクションが多くなり、より激しくなった。

マ・ソクトのアクションも、背負い投げといった得意技のほかに、一発で敵をノックアウトする拳の比重が大きくなったように感じる。 マ・ドンソクは、「(漠然と)スケールを大きくすればいいというわけではない」とし「ミサイルを爆破させて、ヘリコプターを飛ばさなければならないのではなく、拳を一発お見舞いすることが、どれほど痛快に感じられるのか、そういうことが重要だ」と強調した。 

彼は、観客がマ・ソクトに熱狂する理由について、「1つ目の理由は、カタルシスだと思う」とし、「(観客も)心の中では、マ・ソクトのように(チンピラを)こらしめたいという気持ちがあるが、法律のゆえに我慢する。(マ・ソクトを通して)その恨みを晴らすため、好きになるのかもしれない」と指摘した。 そして「2つめの理由は、強力なアクションの後でも、親しみやすいユーモアが出てくる部分だと思う」とし、「ポジティブに見ていただければ嬉しい」と述べた。

『犯罪都市』で、マ・ソクトの色が最も強い要素を挙げるとするなら、やはりユーモアだろう。 マ・ドンソクは、「(脚本を)イ・サンヨン監督と僕、作家、3人で書いたが、コメディの部分は僕がたくさん考えた。僕は、そういった部分のアイデアをたくさん持っている」と笑った。 

マ・ドンソクならではのアクションも欠かせない。アクション俳優になることは、彼が長い間抱いてきた夢だった。 彼は、「幼い頃からボクシングを習っていたのも、映画『ロッキー』を見たからだ」とし「アクション映画とボクシングは、僕の人生のようなものだ」と明かした。 ボクシングとアクション演技に没頭していたため、ケガも絶えなかった。肩の手術を受けてからは、腕を後ろに回すのが難しくなり、ボールを投げるのも大変だという。

それでも今年52歳のマ・ドンソクが、アクション演技を手放せない理由は何だろうか。 「映画を見て人々が笑い、痛快に感じてくれるのが、僕にとっては喜びなのだろう(笑)」 『犯罪都市』シリーズは、パート8までを準備している。マ・ドンソクは、「全8本が、全て面白いと断言はできないが、最善を尽くして作る」とし「番外編として、少し違うものも考えている」と明かした。 

俳優であり制作者であるマ・ドンソクの映画の世界は、拡大し続けている。彼は「『犯罪都市』のハリウッド版も構想している」と述べた。

2年前、モデル出身でタレントのイェ・ジョンファと結婚したマ・ドンソクは、結婚生活についての質問に、「うまくやっている」とだけ答えた。 

マ・ドンソクは、「“頼りがいのある顔立ち”で、中国でも人気が高いが、何かエピソードはないか」という質問には、曖昧な返事をした。 「今でも疑わしい。自分ではそんなに険しい顔をしてないと思っているが、そうではなかったようだ(笑)」

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