映画『ザ・ムーン』のキム・ヨンファ監督、「視聴覚的快感を極限まで引き上げる映画を作ろうとした」
2023年06月28日

「『神と共に』で冥土のイメージを作った。幼い時から夢見てきた宇宙と月も、今の韓国の技術なら十分に勝負できるのではないかと思った」
『神と共に』シリーズを通じて、韓国の視覚特殊効果(VFX)技術の進化を見せたキム・ヨンファ監督が、今度は韓国映画初となる有人月探査船を素材にした新作を披露する。
キム監督は27日、ソウル・CGV龍山(ヨンサン)IPARKMALLで開かれた『ザ・ムーン(原題:더 문)』の制作報告会で、「視聴覚的快感を極限まで引き上げる映画を作ろうとした」とし、「観客が実際に月に来て、宇宙を体験したかのような感覚で劇場を後にしてほしい」と述べた。
8月2日に韓国で公開される『ザ・ムーン』は、突然の事故により、一人月に取り残された宇宙隊員“ソヌ”(ド・ギョンス)と、彼を必死に助けようとする元宇宙センター長“ジェグク”(ソル・ギョング)の死闘を描いた作品だ。これまで、韓国コンテンツではあまり見られなかった宇宙と月、宇宙センター、宇宙船などを、どのくらいリアルに具現できるかが課題だった。
キム監督は、「『神と共に』を作った時は、“韓国でファンタジージャンルの映画は絶対に成功しない”と言われていた。また違う挑戦をしてみたかった」と述べた。
そして「『ザ・ムーン』は、視覚的には『ゼロ・グラビティ』や『インターステラー』などの宇宙を素材にしたハリウッド映画を上回ると思う」とし、「これらの映画とは違う劇的な構造もあるので、私なりに自信がある」 と付け加えた。
制作費約280億ウォン(約30億円)を投じたとされている『ザ・ムーン』のセットと背景は、実際に使われている道具や視覚特殊効果技術を絶妙なバランスで組み合わせ、作られた。
アメリカの航空宇宙局(NASA)で使われる部品を活用して宇宙船を製作したのはもちろん、月面車は実際に月面で走らせることができるほど精巧に作られたという。韓国映画初のプレミアムHDR(High Dynamic Range)映像技術である「ドルビービジョン」と先端空間音響技術「ドルビーアトモス」を駆使し撮影された。
韓国航空宇宙研究院、韓国天文研究院など国家専門研究機関からのアドバイスも受けた。
キム監督は、「シナリオの要素一つ一つについて諮問した。博士たちは、(映画が出来上がるのを)私よりも切実に願っていた」とし「“韓国で宇宙を素材にした映画ができたら嬉しい”と言いながら、シナリオ作業に参加するかのように助言してくれた」と伝えた。
俳優たちは、期待以上に素晴らしい出来上がりのセットを見て、感嘆しか出てこなかったと口をそろえた。
NASA宇宙ステーション総括ディレクターの“ムン・ヨン”を演じたキム・ヒエは、「(宇宙関連の)アメリカドラマや海外映画を見ながら、“私たちはいつ、あのような作品を作ることができるのだろう”と考えていた」とし「『ザ・ムーン』を撮影している間、韓国がついにここまで来たということに鳥肌が立ち、俳優として興奮した」と明かした。
ド・ギョンスは、「韓国で宇宙映画を作っているということが、とても不思議だった」とし、「本当の月に来ていると想像しながら、演技ができた」と振り返った。
ソル・ギョングは、「宇宙を素材にした映画は観客にとって、珍しくないかもしれないが、キム監督の手で韓国的に再誕生させられたのではないかと思う」と話した。
キム監督は、新人監督の頃に偶然、あるカフェでソル・ギョングと会ったという17年前の話を紹介しながら「いつか作品を一緒にやろうと話した。今回、シナリオを書いていて真っ先に思い浮かべた方がソル・ギョングさんだった」と説明した。
ソル・ギョングはキャスティングのオファーを受けて、シナリオも見ずに参加を決意したという。
彼は「作品を選んだ理由は、“キム・ヨンファ”だ」とし「キム監督なら、信じて任せられると思った。シナリオを見る必要はなかった」と笑った。
『神と共に』シリーズを通じて、韓国の視覚特殊効果(VFX)技術の進化を見せたキム・ヨンファ監督が、今度は韓国映画初となる有人月探査船を素材にした新作を披露する。
キム監督は27日、ソウル・CGV龍山(ヨンサン)IPARKMALLで開かれた『ザ・ムーン(原題:더 문)』の制作報告会で、「視聴覚的快感を極限まで引き上げる映画を作ろうとした」とし、「観客が実際に月に来て、宇宙を体験したかのような感覚で劇場を後にしてほしい」と述べた。
8月2日に韓国で公開される『ザ・ムーン』は、突然の事故により、一人月に取り残された宇宙隊員“ソヌ”(ド・ギョンス)と、彼を必死に助けようとする元宇宙センター長“ジェグク”(ソル・ギョング)の死闘を描いた作品だ。これまで、韓国コンテンツではあまり見られなかった宇宙と月、宇宙センター、宇宙船などを、どのくらいリアルに具現できるかが課題だった。
キム監督は、「『神と共に』を作った時は、“韓国でファンタジージャンルの映画は絶対に成功しない”と言われていた。また違う挑戦をしてみたかった」と述べた。
そして「『ザ・ムーン』は、視覚的には『ゼロ・グラビティ』や『インターステラー』などの宇宙を素材にしたハリウッド映画を上回ると思う」とし、「これらの映画とは違う劇的な構造もあるので、私なりに自信がある」 と付け加えた。
制作費約280億ウォン(約30億円)を投じたとされている『ザ・ムーン』のセットと背景は、実際に使われている道具や視覚特殊効果技術を絶妙なバランスで組み合わせ、作られた。
アメリカの航空宇宙局(NASA)で使われる部品を活用して宇宙船を製作したのはもちろん、月面車は実際に月面で走らせることができるほど精巧に作られたという。韓国映画初のプレミアムHDR(High Dynamic Range)映像技術である「ドルビービジョン」と先端空間音響技術「ドルビーアトモス」を駆使し撮影された。
韓国航空宇宙研究院、韓国天文研究院など国家専門研究機関からのアドバイスも受けた。
キム監督は、「シナリオの要素一つ一つについて諮問した。博士たちは、(映画が出来上がるのを)私よりも切実に願っていた」とし「“韓国で宇宙を素材にした映画ができたら嬉しい”と言いながら、シナリオ作業に参加するかのように助言してくれた」と伝えた。
俳優たちは、期待以上に素晴らしい出来上がりのセットを見て、感嘆しか出てこなかったと口をそろえた。
NASA宇宙ステーション総括ディレクターの“ムン・ヨン”を演じたキム・ヒエは、「(宇宙関連の)アメリカドラマや海外映画を見ながら、“私たちはいつ、あのような作品を作ることができるのだろう”と考えていた」とし「『ザ・ムーン』を撮影している間、韓国がついにここまで来たということに鳥肌が立ち、俳優として興奮した」と明かした。
ド・ギョンスは、「韓国で宇宙映画を作っているということが、とても不思議だった」とし、「本当の月に来ていると想像しながら、演技ができた」と振り返った。
ソル・ギョングは、「宇宙を素材にした映画は観客にとって、珍しくないかもしれないが、キム監督の手で韓国的に再誕生させられたのではないかと思う」と話した。
キム監督は、新人監督の頃に偶然、あるカフェでソル・ギョングと会ったという17年前の話を紹介しながら「いつか作品を一緒にやろうと話した。今回、シナリオを書いていて真っ先に思い浮かべた方がソル・ギョングさんだった」と説明した。
ソル・ギョングはキャスティングのオファーを受けて、シナリオも見ずに参加を決意したという。
彼は「作品を選んだ理由は、“キム・ヨンファ”だ」とし「キム監督なら、信じて任せられると思った。シナリオを見る必要はなかった」と笑った。
