「ジャズ第1世代」のキム・ジュン、限定アルバム発売記念コンサートを開催
2023年07月06日

今月5日午後、ソウル江南(カンナム)区Textile Centerビルのイベントホール。観客で埋め尽くされた客席が静まり返ると、この日の主人公が妻に抱えられながら舞台に登場した。
舞台中央に設けられた車椅子に座り、マイクを取って1フレーズを歌うと、場内は雷のような拍手がわいた。
Louis Armstrongの名曲「What A Wonderful World」を淡々と歌った彼は、感情が込み上げたのか、最後に涙を見せた。すると客席の拍手は、彼を包み込むかのようにさらに大きくなった。
これは、韓国の「ジャズ第1世代ボーカリスト」キム・ジュン(83)の限定アルバム「What A Wonderful World」の発売記念コンサート会場でのことだ。
キム・ジュンは先月、公演を終えた後、転倒したことが原因で骨折し入院した。幸いにも経過は良好で、車椅子に座っていれば舞台に上がれるという熱意を見せることができた。
キム・ジュンは1960年代、「赤いマフラー(原題:빨간 마후라)」などで大きな人気を集めたJohnny Brothers出身で、グループが解散した1969年以降、ソロジャズ歌手として活躍してきた。 特に、ジャズ不毛の地も同然だった韓国で、「大韓民国唯一の男性ジャズボーカリスト」という修飾語を得た。
彼は同日、赤い花を付けたクールな白いジャケットに中折れハットを合わせて登場した。歳月を感じさせるグレーヘアとあごひげはきれいに整えられ、柔らかい歌声からは余裕と貫禄があふれた。
キム・ジュンは、「こんな姿(車椅子)で舞台に上がって申し訳ない。普段から気をつけて暮らしているのに、事故が起きてしまった」と笑いながら話を切り出した。
彼は、「“韓国唯一の男性ジャズボーカリスト”と紹介されるたびに、本当に恥ずかしく、寂しかった」と振り返った。
そして「私は歌を天職だと思い始めたので、好きな音楽をやりながら人生を終えなければならないと今でも思っている」と述べた。
彼は、妻を思いながら作ったという「Jazzy Lady」や限定アルバムにも収録されている「What A Wonderful World」などを歌った。
青い木、赤いバラ、虹の色、赤ちゃんの泣き声など些細なこと全てが「美しい世界」(Wonderful World)だという歌詞は、人生の黄昏時を迎えて歌が天職だという彼の告白と重なり、感動を与えた。
コンサートには、限定アルバム制作の指揮を取ったジャズボーカリストのウンサンをはじめ、マリア・キム、ユ・サラン、イ・ジュミ、サックス奏者イ・ジョンシク、Sazaというニックネームで親しまれているギタリストのチェ・ウジュンなど、ジャズ界の有名アーティストも登場した。
ウンサンは「私がデビューした時から今まで、キム・ジュンさんが多くの愛と応援をくださったので、感謝の意味で限定アルバムを作らなければならないと思った」とし「キム・ジュンさんは、多くの後輩ミュージシャンたちの鑑だ」と話した。
また「大韓民国のジャズが、このように大きく発展したのは、このように第一世代の先輩たちが不毛の地に素敵な種をまいてくださったおかげだ」と称賛した。
イ・ジュミも「キム・ジュンさんが韓国にジャズという木を植えた」と述べ、マリア・キムは「キム・ジュンさんは韓国のTony Bennettだ」とした。
客席からキム・ジュンが見守る中、後輩ジャズミュージシャンたちは、それぞれの特色を生かした個性の強い舞台を披露した。キム・ジュンは片腕を頭にのせ、リラックスした姿勢で鑑賞した。
コンサートは、キム・ジュンと後輩たちの合同ステージを最後に、幕を下ろした。舞台が終わると観客たちは、打ち合わせでもしたかのように一斉に立ち上がり拍手を送った。
「私は音楽生活を送りながら、1960年代から様々なジャンルの音楽に触れ活動してきた。その中でもやはりジャズが一番だ」 (キム・ジュン)
舞台中央に設けられた車椅子に座り、マイクを取って1フレーズを歌うと、場内は雷のような拍手がわいた。
Louis Armstrongの名曲「What A Wonderful World」を淡々と歌った彼は、感情が込み上げたのか、最後に涙を見せた。すると客席の拍手は、彼を包み込むかのようにさらに大きくなった。
これは、韓国の「ジャズ第1世代ボーカリスト」キム・ジュン(83)の限定アルバム「What A Wonderful World」の発売記念コンサート会場でのことだ。
キム・ジュンは先月、公演を終えた後、転倒したことが原因で骨折し入院した。幸いにも経過は良好で、車椅子に座っていれば舞台に上がれるという熱意を見せることができた。
キム・ジュンは1960年代、「赤いマフラー(原題:빨간 마후라)」などで大きな人気を集めたJohnny Brothers出身で、グループが解散した1969年以降、ソロジャズ歌手として活躍してきた。 特に、ジャズ不毛の地も同然だった韓国で、「大韓民国唯一の男性ジャズボーカリスト」という修飾語を得た。
彼は同日、赤い花を付けたクールな白いジャケットに中折れハットを合わせて登場した。歳月を感じさせるグレーヘアとあごひげはきれいに整えられ、柔らかい歌声からは余裕と貫禄があふれた。
キム・ジュンは、「こんな姿(車椅子)で舞台に上がって申し訳ない。普段から気をつけて暮らしているのに、事故が起きてしまった」と笑いながら話を切り出した。
彼は、「“韓国唯一の男性ジャズボーカリスト”と紹介されるたびに、本当に恥ずかしく、寂しかった」と振り返った。
そして「私は歌を天職だと思い始めたので、好きな音楽をやりながら人生を終えなければならないと今でも思っている」と述べた。
彼は、妻を思いながら作ったという「Jazzy Lady」や限定アルバムにも収録されている「What A Wonderful World」などを歌った。
青い木、赤いバラ、虹の色、赤ちゃんの泣き声など些細なこと全てが「美しい世界」(Wonderful World)だという歌詞は、人生の黄昏時を迎えて歌が天職だという彼の告白と重なり、感動を与えた。
コンサートには、限定アルバム制作の指揮を取ったジャズボーカリストのウンサンをはじめ、マリア・キム、ユ・サラン、イ・ジュミ、サックス奏者イ・ジョンシク、Sazaというニックネームで親しまれているギタリストのチェ・ウジュンなど、ジャズ界の有名アーティストも登場した。
ウンサンは「私がデビューした時から今まで、キム・ジュンさんが多くの愛と応援をくださったので、感謝の意味で限定アルバムを作らなければならないと思った」とし「キム・ジュンさんは、多くの後輩ミュージシャンたちの鑑だ」と話した。
また「大韓民国のジャズが、このように大きく発展したのは、このように第一世代の先輩たちが不毛の地に素敵な種をまいてくださったおかげだ」と称賛した。
イ・ジュミも「キム・ジュンさんが韓国にジャズという木を植えた」と述べ、マリア・キムは「キム・ジュンさんは韓国のTony Bennettだ」とした。
客席からキム・ジュンが見守る中、後輩ジャズミュージシャンたちは、それぞれの特色を生かした個性の強い舞台を披露した。キム・ジュンは片腕を頭にのせ、リラックスした姿勢で鑑賞した。
コンサートは、キム・ジュンと後輩たちの合同ステージを最後に、幕を下ろした。舞台が終わると観客たちは、打ち合わせでもしたかのように一斉に立ち上がり拍手を送った。
「私は音楽生活を送りながら、1960年代から様々なジャンルの音楽に触れ活動してきた。その中でもやはりジャズが一番だ」 (キム・ジュン)
