「なぜ星5つなのかお見せする」…マーラー味あふれるStray Kidsのパフォーマンス
2023年10月24日

赤い照明を放つ舞台を囲む真っ赤なペンライト。床を突き抜けて登場する8人の男と耳をつくような歓声。
隙間なく入ったパワフルな電子音とStray Kids特有の“にぎやかさ”が2万席規模のドームを一気に巻き込んだ瞬間だった。
22日、ソウル・九老(クロ)区高尺(コチョク)スカイドームで開かれたStray Kidsの公演は、最初からまさに目と耳がひりひりするほどの“マーラー(麻辣)味”の宴だった。
メンバーたちはオープニング公演だけでも汗をたらたら流しながらファンたちの期待に応える、強烈なパフォーマンスを披露した。
未発表曲を含め、さまざまな楽曲で埋め尽くされた同日の公演は、なんと3時間半近く続いた。
「昨年のコンサートタイトルが “MANIAC”だったとしたなら、今年のコンサートタイトルはファイブスター。星5つ」(リノ)、「なぜ、ファイブスターなのかをお見せする」(スンミン)
2018年にデビューしたStray Kidsは、昨年から今年まで3枚のアルバムをアメリカ・ビルボードのメインアルバムチャート「Billboard 200」の1位にランクインさせ、K-POPスターとして定着した。
この日の公演は、Stray Kidsの「5-STAR Dome Tour 2023」ソウルスペシャル公演の2日目の舞台だった。
彼らは「5-STAR Dome Tour」の期間中、韓国や日本の5都市10回公演の全席をソールドアウトさせ、グローバルな人気を立証した。この日も世界各国から来たファンたちがドームの観客席の端まできっしりと座り、惜しみない歓声を送った。
赤いポイントを与えた華やかな衣装をまとったStray Kidsは、ハードな楽曲「Battle Ground」でオープニングを飾った。
続いての楽曲「FREEZE」では、スピード感のあるビートに合わせてきらめくレーザー照明で観客を魅了し、「ITEM」では歌詞を休む暇もなく歌い、客席の熱気を盛り上げた。
「WOLFGANG」のステージは、満月を背景にアクロバティックなダンスと打撃感のある音響で観客の目と耳を圧倒した。楽曲がクライマックスに向かい、爆竹が爆発すると、歓声が一気に上がった。
Stray Kidsは、メンバー別の未発売ソロ曲も公開した。
フィリックス持ち前の響きのある低音ボイスで解きほぐした「REV IT UP」、ハンのロック実力を思う存分誇った「Don't Say ROUGH」、第1世代アイドルを連想させるスンミンの「PERFUME」などで舞台を多彩に満たしていった。
上着の脱衣パフォーマンスを披露したフィリックスは、「初めての舞台で“わぁ”という反応を見たかった」と述べた。
Stray Kidsは、グローバルな舞台を駆け回ってきたK-POPスターらしく、巧みな姿だった。「CHILL」や「SLUMP」を歌う時はT字型のステージを自由に行き来しながらバンドと共に公演を楽しんだりもした。
Stray Kidsは来月10日に発売されるニューミニアルバム『楽-STAR』の収録曲も披露した。
落ち着いた愛の楽曲「Leave」から前向きなエネルギーの「死角地帯(原題:사각지대)」に至るまで、Stray Kidsの新しい魅力を垣間見ることができる楽曲もあった。
収録曲「MEGAVERSE」は極端な低音で始まり、独特な中毒性を加えた典型的なStray Kids式の音楽だった。
彼らは公演会場のサイドから移動式舞台に乗って登場し、アンコール曲に「Astronaut」や「Star Lost」などを歌い公演を締めくくった。
ヒョンジンは「高尺ドームを見ながら『あそこで公演する人もいるんだな』と思った」とし、「このすべてが皆さんのおかげだ」と感想を明かした。バンチャンは「ただ皆さんがとても好き」と涙を見せた。
アイエンは「夢を叶えたようだ」とし、「ぼんやりと客席を見て歌詞も飛ばすところだった」と胸いっぱいの感情を表現した。
公演会場にはStray Kidsの所属事務所JYPエンターテインメントのCCO(Chief Creative Officer)、J.Y.Park(パク・ジニョン)とグループ2PMのウヨンたちも訪れ、応援した。
Stray Kidsは28日と29日に東京ドームで「5-STAR Dome Tour」のフィナーレを飾る。
「STAY(ファンダム名)には僕たちを愛するぶんSTAYしてほしい。歌のタイトルのように“Leave”したらダメだ(笑)」(チャンビン)
