ロマンティックコメディー『シングル・イン・ソウル』の主演イ・ドンウク、「かわいくて愛らしいキャラクターたち」
2023年11月06日

ユ・ヘジンとキム・ヒソン主演の『甘い:7510(原題:달짝지근해: 7510)』と、カン・ハヌルとチョン・ソミン主演の『30日(原題:30일)』のバトンを譲り受け、今年の年末に劇場街を盛り上げるもうひとつのロマンティックコメディーが出撃準備を終えた。
今月29日に公開予定のイ・ドンウクとイム・スジョン主演の『シングル・イン・ソウル(原題:싱글 인 서울)』だ。
イ・ドンウクは最近、ソウル・広津(クァンジン)区のある映画館で開かれた制作報告会で、「映画の中のキャラクターがみんなかわいくて愛らしい。観客たちに“Flirting”(相手を口説くこと、色目を使うこと)になるのではないかと思う」と笑った。
イム・スジョンも「人間的魅力がいっぱいで愛らしいキャラクターたちが出てくるので、大きく共感しながらご覧になれるのではないかと思う」と言葉を加えた。
『シングル・イン・ソウル』は、シングル(独身)として生きるパワーインフルエンサー“ヨンホ”(イ・ドンウク)と小さな出版社の編集長“ヒョンジン”(イム・スジョン)のロマンスを描いた作品だ。シングルの人生を扱ったエッセイシリーズの作業を共にしながら2人は少しずつ親しくなる。
一人が好きだというヨンホは「僕とぴったり合う人は僕しかいない」とシングルの暮らしを楽しむ。論述講師でもある彼は、きれいな写真を撮ってSNSにアップし、気に入ったものがあれば誰にも気兼ねすることなく、すぐに購入する。焼肉屋でも存分に “一人ご飯”を楽しめる。
一人が嫌いだというヒョンジンは、仕事はできるが恋愛は下手だ。「恋愛する時はまっすぐ一途」と大口をたたくが、友人たちは「恋愛だけは、自分の勘を信じるな」と止める。
イ・ドンウクとイム・スジョンのカップル演技は、今回が初めてではない。ドラマ作品でイ・ドンウクはイム・スジョンの元恋人役でサプライズ出演したことがある。
イ・ドンウクは「当時、2分ほど出演したが、視聴者たちが喜んでくれた。2人が長く一緒に演技をするのを見たいとも言ってくれたが、今回一緒にすることになってとてもうれしかった」と打ち明けた。
イム・スジョンも「(イ・ドンウクのサプライズ出演当時)エレベーターのドアが開いた時の、後光がさしたような感じがまだ忘れられない」とし、「今回の作品で再会できて幸せだった」と述べた。
2人は実際にシングルでもある。イ・ドンウクは「一人でいることが楽になっている。恋愛細胞が死んでいくと感じるほど」としながらも、「いつかよい人に出会いたいという思いはいつもある」と述べた。イム・スジョンは「“一緒に”が好きだが、“一人”も平気だ」と笑った。
ヨンホとヒョンジンの他にも『シングル・イン・ソウル』の主要登場人物は、皆シングルだ。この作品を演出したパク・ボムス監督は、「もともとのタイトルが“シングル男”だった」とし、「ソウルに暮らすシングルの仕事と愛の物語」と紹介した。
今シングルだったり、一時期シングルだったりした人は皆、深く共感できるエピソードでいっぱいだというのが製作陣の説明だ。
女優のイ・ソムはベールに包まれた有名作家のホン作家役を務めた。ここにヒョンジンが働く出版社の代表であるジンピョ(チャン・ヒョンソン)、ムードメーカーである同僚のユンジョン(イ・ミド)、MZ世代(ミレニアル世代とZ世代、1980~2000年代生まれ)のスタッフで爆弾酒を上手に作るイェリ(チ・イス)、空気の読めない末っ子スタッフのボムス(イ・サンイ)、本屋の主人キョンア(キム・ジヨン)などが、笑いをそそる欠かせない役割を果たす。
色とりどりのシングルの人生と最近のソウルの風景が調和している。パク監督は「ソウルは変わらないことと変わることが共存する都市」だとし、「一人でも暮らしやすく、共同生活もしやすい場所だ」と述べた。
この映画は夜の街や故宮など、ソウル各地のこじんまりとした空間を見せる。ヒョンジンと同僚たちが出版社で働くシーンは、京畿道(キョンギド)坡州(パジュ)の出版団地で撮影したという。キム・ヒョンチョルの「It`s Been A While」とAKMUの「LAST GOODBYE」のようなBGMもときめきを刺激する。
ロマンティックコメディー『レッドカーペット(原題:레드카펫)』(2014)で長編映画にデビューしたパク監督は、ウィットに富み感覚的なセリフと奇抜な設定で好評を受けた。ロマンスヒット作『建築学概論』(2012)の制作会社ミョンフィルムが『シングル・イン・ソウル』の制作に参加した。
