娘たちの“涙のボタン”は母…母と娘の話を扱った韓国映画が相次ぎ公開

2023年11月17日

娘たちにとって母親の話は、 “涙のボタン”だ。今年の冬の劇場界にも、娘たちの涙腺を刺激する韓国映画が相次いでやってくる。
映画界によると、キム・ヘスクとシン・ミナが母と娘として登場する映画『3日の休暇(原題:3일의 휴가)』が、来月6日に韓国で劇場公開される。 天国で特別な休暇をもらったボクジャ(キム・ヘスク)が地上に降りてきて、娘のチンジュ(シン・ミナ)に会う物語だ。 母親が残したレシピを使って、故郷で定食屋を営むチンジュは、3日間母親と同じ空間にいながらも、彼女を見たり触ったりすることはできない。母親の存在に気付かない娘と、そんな娘を見守るしかない母親という設定が独特だ。
キム・ヘスクの母親の演技を見るのももう一つの見どころだ。彼女は過去に『マイ・ブラザー』(2004)、『ひまわり』(2006)、『実家の母親(A Long Visit、原題:친정엄마)』(2010)などで、子どものためにひたすら犠牲になる母親役で観客たちの涙腺を刺激した。 『3日の休暇』はユク・サンヒョ監督がメガホンを握り、『7番房の奇跡』(2013)や『82年生まれ、キム・ジヨン』(2019)のユ・ヨンア作家がシナリオを執筆した。
ユ作家は「私が死んだら愛する人にどんな言葉を伝えたいかを想像してシナリオを構想することになった」としながら、「映画の中の母娘はお互いに疎通できない状況でも、過去の感情を解決し真心を伝える」と紹介した。
キム・ミンジュ監督の自伝的経験を盛り込んで脚本を書いて演出した『京都から来た手紙(原題:교토에서 온 편지)』も、同じ日に観客の元を訪れる。
古い日本語の手紙を発見して、母親が50年間隠してきた大切な秘密を知った3人の姉妹の話を盛り込んだ。 釜山(プサン)影島(ヨンド)で一人、3人の娘を育ててきた母親ファジャ(チャ・ミギョン)とお互い異なる夢を持つ姉妹ヘジン(ハン・チェア)、ヘヨン(ハン・ソナ)、ヘジュ(ソン・ジヒョン)が主人公だ。
母性愛だけでなく家族の生計のために故郷を離れられなかった長女、夢を諦めて帰郷した次女、家族たちの反対にもかかわらず家を出ようとする末娘の姉妹愛も描かれる。 この映画は「第29回フランス・ヴズール国際アジア映画祭」で審査員賞など2つの賞を受賞した。「第27回釜山国際映画祭」など韓国国内の映画祭にも招待された。
来月中に公開される『水鱗(原題:물비늘)』は、ジャンルや雰囲気は前述の作品たちとは多少違うが、家族愛という大きなテーマは同じだ。
突然失踪した孫娘の遺体を探そうとする祖母のイェブン(キム・ジャヨン)の話だ。1年以上、毎日川に入り遺体を捜索していた彼女は、孫娘の親しい友人ジユン(ホン・イェソ)と遭遇し、事件の糸口を探っていく。
昨年、釜山国際映画祭を通じて初公開された後、「慎重に模索される保護と養育のドラマだ」という好評を得た。 短編『逆鬼(原題:역귀)』(2016)、『エリーゼのために(原題:엘리제를 위하여)』(2018)、長編『ホームレス(原題:홈리스)』(2022)などで社会問題を扱ってきたイム・スンヒョン監督の2作目の長編となる。

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