映画『シングル・イン・ソウル』主演のイム・スジョン、「恋愛細胞が目覚めた」

2023年11月20日

「愛らしくて温かな映画。私が映画を見て、“ときめいた”のも本当に久しぶり。何というか、恋愛細胞が復活したという感じというか」
最近、ソウル・鍾路(チョンノ)区のあるカフェで会った女優イム・スジョンは、映画『シングル・イン・ソウル(原題:싱글 인 서울)』を見たあと、どのような感じだったかと尋ねられとこのように述べ笑った。

パク・ボムス監督の新作『シングル・イン・ソウル』はこの時代、韓国で生きていく“シングル(独身)”の人生と恋愛を描いたロマンティックコメディーで、俳優イ・ドンウクとイム・スジョンが主演した。29日に韓国で公開予定だ。
この映画は、シングルライフを楽しむ華やかなシングルヨンホ(イ・ドンウク)が小さな出版会社の編集長ヒョンジン(イム・スジョン)から、「シングル・ライフ・エッセー」に寄稿してほしいと頼まれ、物語が始まる。
ヒョンジンもシングルだが、ヨンホとは違って内心恋愛を夢見る。しかし恋愛にあまりにも鈍感であるため、男性の気持ちをまともに読めずミスを連発する。
イム・スジョンは「ヒョンジンは自分の仕事を一生懸命しっかりやり、プロフェッショナルだが、プライベートな面には気を使わないキャラクターだ」とし、「(“天然”の才能があるキャラクターなので、演技をする時)もう少し自由さを感じた」と回顧した。
彼女は「愛情がたくさんわくキャラクター」とし、「私も誰かを知って行くときは、最初から一気に確信を持つよりは、ヒョンジンやヨンホのように少しずつ気持ちを開いていくスタイルなので、共感もたくさんした」と述べた。
また、「ヒョンジンはかわいくも、『その人が私を好きだ』と一人で勘違いする」とし、「私は彼女とは異なり、『私は今、あなたが気になる』というような感じでシグナルを送るほうだ」と笑った。
イム・スジョンは実際にもシングル。彼女は「ヒョンジンは“誰かと共にしたい”という価値観を持っているが、私は“一緒もいいが一人も楽しい”という考えで生きている。シングルライフに満足している」と打ち明けた。
シングルの長所として“自由”を挙げた彼女は、「(シングルではない)私同い年の女性は、家族など責任を負わなければならないことが多いが、私がひたすら私の人生だけ考えればいいので、自由な面がある」とし、「たまに、友だちにうらやましがられることもある」と述べた。
イム・スジョンはロマンスものの主演を多く務め、“ロマンスクイーン”と呼ばれたりもする。主演した大型ロマンスものだけでもドラマ「ごめん、愛してる」(2004)や映画『あなたの初恋探します』(2010)や『僕の妻のすべて』(2012)などがある。
相手役を務めた俳優もチョン・ウソン、ソ・ジソブ、カン・ドンウォン、ヒョンビン、コン・ユ、ファン・ジョンミン、リュ・スンリョンなどトップスターばかりだ。
イム・スジョンは「ロマンスジャンルによく合う魅力あふれる俳優たちと共演したため、(ロマンスクイーンのような)肩書を得ることができたようだ。私は運がいい」と謙遜した。
彼女は『シングル・イン・ソウル』でタッグを組んだイ・ドンウクについても、「(イ・ドンウクが)私が出演したドラマに特別出演したとき、少し呼吸を合わせてみたが、演技がとても上手だと思った」とし、「今回も見ると演技のスペクトラムが広く、本当に柔軟に上手だった」と褒めたたえた。
イム・スジョンは現在、所属事務所に所属しておらずマネージャーを置いていない。この日も一人タクシーに乗ってインタビューの場所に出てきた。
彼女は「何かの意図を持って一人で仕事をしようとしたわけではなく、今年は仕事より個人的な時間を過ごそうとした結果、自然とこのようになった」と打ち明けた。
その一方で、「19歳や20歳の時からマネジメント会社の“管理”と“ケア”を受けたが、ある瞬間私がそれに慣れて、新しい挑戦に壁ができることを感じた」とし、「今はアメリカであれ、どこであれ、撮影するならば、スーツケースひとつで、誰にも頼らず行けそうだ」と付け加えた。
イム・スジョンは過去のインタビューなどで演技を超え、製作に飛び込んでみたいという意志を明かしたりもした。
彼女はこの日も「小さな規模の映画でも作品性があるのをスクリプトの段階の企画から参加したい。コラボもいいし、製作してみたいという考えを持っている」と述べた。 どんな映画を作りたいのかという質問には、「まず女性の叙事に関心が多い。30代、40代、50代も恋愛したがっているし、ロマンスがある」とし、女性を中心に幅広い年齢層に対する関心をほのめかした。

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