映画『ソウルの春』、観客数1千万人を突破…今年2作目の“千万映画”誕生

2023年12月25日

12・12軍事反乱(粛軍クーデター)を扱った映画『ソウルの春(原題:서울의 봄)』が24日、千万映画の仲間入りを果たした。
配給会社のPLUSMエンターテインメントによると、『ソウルの春』は同日未明、累積観客数1千万人を突破した。
先月22日に公開してから33日目で千万映画になったのだ。

公開初日にボックスオフィスの首位に立った『ソウルの春』は、『露梁(ノリャン):死の海』の公開前日の19日まで、28日連続でトップを守り急速に観客数を増やした。
今年公開された韓国作品としては、『犯罪都市 NO WAY OUT』に続き2作目の千万映画となった。『犯罪都市 NO WAY OUT』が7月1日に1千万人を突破してから約5か月ぶりのことだ。
『ソウルの春』は、歴代の公開作としては31作目となる千万映画で、韓国映画の中では22作目だ。
新型コロナウイルス感染症のパンデミック以降でみると、『犯罪都市 THE ROUNDUP』(2022)、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2022)、『犯罪都市 NO WAY OUT』に続き4作目の千万映画となる。この中でシリーズものではない映画は、『ソウルの春』だけだ。
キム・ソンス監督が演出した『ソウルの春』は、1979年12月12日の当時の保安司令官チョン・ドゥファン(全斗煥)が率いる軍内私組織「ハナ会」が武力を動員して不法に軍指揮権を掌握した事件を映画的想像力で再構成した作品で、俳優のファン・ジョンミンとチョン・ウソンが主演した。
善悪の対決構図の下、12・12軍事反乱の緊迫感を生かしたこの映画は、20代や30代を中心に熱い反応を得た。実観覧客の評価が反映されたCGVゴールデンエッグ指数は、公開してから1か月が超えた現在も99%となっており最高水準だ。
キム監督はこの映画で千万監督の仲間に合流した。初の長編『ラン・アウェイ(原題:런어웨이)』(1995)でデビューしたキム監督は『ビート(原題:비트)』(1997)、『太陽はない(原題:태양은 없다)』(1999)、『MUSA -武士-』(2001)、『FLU 運命の36時間』(2013)、『アシュラ』(2016)などで注目されたが、千万映画はなかった。
『ソウルの春』は、チョン・ウソンの初の千万映画でもある。彼が主演したこれまでの映画の中の観客数が最も多い作品は、668万人を動員した『グッド・バッド・ウィアード』(2008)だった。
ファン・ジョンミンにとって『ソウルの春』は、3本目となる千万映画だ。彼は千万映画『国際市場で逢いましょう』(2014)や『ベテラン』(2015)でも主演した。
千万映画『ソウルの春』の最終観客数がどれくらいになるのかも劇場街の関心事だ。
公開してから1か月が経ったが、勢いは衰えることがなく、『犯罪都市 NO WAY OUT』(1,068万人)を超える可能性が高い。この場合、『ソウルの春』は今年の公開作としては、最多観客を集めることになる。

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