光州事件を扱った映画『1980』のカン・スンヨン監督、「真実を語ろうと出発した作品」
2024年03月21日

「この映画は、市民の物語だ。闘士や英雄、戦士ではなく、民主抗争に参加するしかなかった平凡な人々を見せようとした」
映画『1980』を演出したカン・スンヨン監督は20日、CGV龍山(ヨンサン)アイパークモールで開かれた試写会後の記者懇談会で、「(劇中の人物たちが)私たちの身近にいる人のように見えることを望んだ」と明らかにした。
光州事件(5・18民主化運動)を素材にしたこの映画は、全南(チョンナム)道庁の路地で中華料理店を営む大家族の物語だ。平和な日常を過ごしていた彼らが、不意に訪れた兵士たちによって人生を崩される姿を描いた。
当初5月に公開される予定だったが、日程が早まり今月27日に劇場公開される。
カン監督は、粛軍クーデター(12・12軍事反乱)を扱った『ソウルの春(原題:서울의 봄)』が昨年、千万映画になったことを受け、映画関係者たちを説得して公開日を調整したと説明した。
彼は、「『1980』は、“ソウルの春”から5カ月後の話だ。観客たちはこの時に、何が起きたのかを知りたいはずだと思った」と話した。
カン監督は、「総選挙を控えた時期であるぶん、この素材を扱った映画を上映することは、危険要素があると思う」としながらも、「政治的な目的はなく、民主抗争の真実を伝えたくて出発した作品だ」と強調した。
そして、「今は民主主義の危機だ」とし「韓国民主主義の根が光州事件から始まったということを言おうとした」と付け加えた。
この映画は、『シルミド』、『王の男』、『王の運命-歴史を変えた八日間-』、『安市城 グレート・バトル』などで美術監督を務めたカン監督の演出デビュー作だ。
カン監督は、「美術監督の仕事をしながらも、合間をぬって脚本を書いてはいたが、光州事件について勉強しながら偶然、この作品を執筆することになった」と述べた。
彼は光州事件の参加者や遺族に会ったり、関連市民団体から資料を提供してもらったりして、作品を完成させた。
『1980』は劇映画ではあるが、ところどころ光州事件当時に撮影された実際の映像を挿入してドキュメンタリーの雰囲気を出した。
ストーリーは、“チョルス”の家族と彼の家を間借りする“ヨンヒ”の家族が率いる。
小学生のチョルスとヨンヒは、唯一無二の親友だ。しかし軍人であるヨンヒの父親が、民主化運動家であるチョルスの父親をつかまえたことにより、2人の家族の悲劇が始まる。チョルスの父は、民主市民学生闘争委員会の代弁人であり、光州事件に参加した故ユン・サンウォンをモチーフにした人物だ。
夫を支えながら家庭を築いていくチョルスの母親は、キム・ギュリが演じた。
キム・ギュリは、「私が泣くシーンが非常に多い」とし「誰かがつらい時、他人がその人のために泣いてくれたら、生きていく力が湧くのではという思いで演じた」と振り返った。
彼女は、「先日、Tumblbugで映画の資金を募ったが、目標額の850%を超える金額が集まった」とし、「“どうしてこんなことが起こりえるだろう。本当に奇跡のようだ”と思った」と話した。
映画『1980』を演出したカン・スンヨン監督は20日、CGV龍山(ヨンサン)アイパークモールで開かれた試写会後の記者懇談会で、「(劇中の人物たちが)私たちの身近にいる人のように見えることを望んだ」と明らかにした。
光州事件(5・18民主化運動)を素材にしたこの映画は、全南(チョンナム)道庁の路地で中華料理店を営む大家族の物語だ。平和な日常を過ごしていた彼らが、不意に訪れた兵士たちによって人生を崩される姿を描いた。
当初5月に公開される予定だったが、日程が早まり今月27日に劇場公開される。
カン監督は、粛軍クーデター(12・12軍事反乱)を扱った『ソウルの春(原題:서울의 봄)』が昨年、千万映画になったことを受け、映画関係者たちを説得して公開日を調整したと説明した。
彼は、「『1980』は、“ソウルの春”から5カ月後の話だ。観客たちはこの時に、何が起きたのかを知りたいはずだと思った」と話した。
カン監督は、「総選挙を控えた時期であるぶん、この素材を扱った映画を上映することは、危険要素があると思う」としながらも、「政治的な目的はなく、民主抗争の真実を伝えたくて出発した作品だ」と強調した。
そして、「今は民主主義の危機だ」とし「韓国民主主義の根が光州事件から始まったということを言おうとした」と付け加えた。
この映画は、『シルミド』、『王の男』、『王の運命-歴史を変えた八日間-』、『安市城 グレート・バトル』などで美術監督を務めたカン監督の演出デビュー作だ。
カン監督は、「美術監督の仕事をしながらも、合間をぬって脚本を書いてはいたが、光州事件について勉強しながら偶然、この作品を執筆することになった」と述べた。
彼は光州事件の参加者や遺族に会ったり、関連市民団体から資料を提供してもらったりして、作品を完成させた。
『1980』は劇映画ではあるが、ところどころ光州事件当時に撮影された実際の映像を挿入してドキュメンタリーの雰囲気を出した。
ストーリーは、“チョルス”の家族と彼の家を間借りする“ヨンヒ”の家族が率いる。
小学生のチョルスとヨンヒは、唯一無二の親友だ。しかし軍人であるヨンヒの父親が、民主化運動家であるチョルスの父親をつかまえたことにより、2人の家族の悲劇が始まる。チョルスの父は、民主市民学生闘争委員会の代弁人であり、光州事件に参加した故ユン・サンウォンをモチーフにした人物だ。
夫を支えながら家庭を築いていくチョルスの母親は、キム・ギュリが演じた。
キム・ギュリは、「私が泣くシーンが非常に多い」とし「誰かがつらい時、他人がその人のために泣いてくれたら、生きていく力が湧くのではという思いで演じた」と振り返った。
彼女は、「先日、Tumblbugで映画の資金を募ったが、目標額の850%を超える金額が集まった」とし、「“どうしてこんなことが起こりえるだろう。本当に奇跡のようだ”と思った」と話した。
