パク・チャヌク監督、海外ドラマ「The Sympathizer」で復帰…「1人4役には理由がある」
2024年04月19日

巨匠パク・チャヌク監督が今度は海外ドラマシリーズで韓国のファンを訪ねてきた。
パク・チャヌク監督は19日、ソウル・江南(カンナム)区メガボックスCOEXで記者懇談会を開き、自身が演出したHBOオリジナルシリーズ「The Sympathizer(原題)」を紹介した。
パク監督はこの場で、「4つの配役を1人に任せようと提案したら同僚たちに変な人だと思われそうで、すごく悩んだ」と、ロバート・ダウニー・Jrをキャスティングした背景を説明した。
彼は「作品に教育者、映画監督、アメリカ中央情報局(CIA)要因、下院議員の4人の白人男性が登場するが、彼らがお互いに異なる人物でありながらも、実はアメリカというひとつのシステムを見せるひとつの存在だと思った」とし、「ひとつの存在という点を視聴者が一発で分かるようにする方法を考え、1人の俳優にすべての役柄を任せることにした」と付け加えた。
パク監督はそれと共に、「キャスティングに力を入れた」とし、「アメリカやイギリス、オーストラリア、カナダ、ヨーロッパ、アジアなどさまざまな国のベトナム系俳優はもちろん、俳優ではない人々までオーディションを通して数千人を見た」と伝えた。
彼はまた、このドラマでセリフ一つひとつに意味を込めたとし、隠れた意味を見つけ出すのも楽しいだろうと明かした。
「The Sympathizer」は2016年のピューリッツァー賞を受賞したベトナム系アメリカ作家ヴィエト・タン・ウェンの同名長編小説を原作にした7部作のドラマで、混血二重スパイの目で見た戦後のアメリカとベトナムの姿を盛り込んだ。
ドラマ「The Sympathizer」は韓国ではCoupang Playを通じて放送される。
