デビュー20周年のキム・ジェジュン、「自ら限界を決めるのは正しくないと考えた」

2024年06月27日

「来年、40代になるが、まだ少年のような心を持っていると思う。夢に向かって走っていく過程でストレスを感じられるのが幸せだ」

2003年、グループ東方神起でデビューした歌手キム・ジェジュンは、これまで20年間の活動で数多くの壁を乗り越えてきた。

韓国と日本でまばゆいばかりの歴史を刻み、韓流を象徴するアイドルグループとして活動した時間もあったが、忘れたいほどの大失敗をしてファンに恥ずかしい姿を見せた瞬間もあった。

キム・ジェジュンは、「振り返るとあっというまだった20年という時間が、とてもありがたいし光栄だ」と話す。デビュー20周年を記念して今月26日に発売する4thフルアルバム『FLOWER GARDEN』には、キム・ジェジュンがこれまで感じた率直な思いがぎっしり詰まっている。

キム・ジェジュンは25日、iNKODEエンターテインメントで行われたインタビューで「『FLOWER GARDEN』は、これまでリリースしたソロアルバムの中で、最も多くの意味を加えた作品だ」とし「20年間、栄光の日々を送ったことを自ら祝うと同時に、応援してくださる方々に捧げるアルバムだ」と明らかにした。

アルバムには、ファンと分かち合った愛を振り返るタイトル曲「Glorious Day」をはじめ、愛に対する思いを込めた「夕立(原題:소나기)」、自分を苦しめた過激なファンに伝える忠告を面白く溶かし出した「やめろ(原題:하지마)」など計14曲が盛り込まれた。

キム・ジェジュンは、ほとんどのトラックの作詞に参加し、率直なメッセージを伝えた。彼は、発売直前のアルバムを廃棄して再生産するなど、アルバムの完成度を高めるために心血を注いだと強調した。

彼は「キム・ジェジュンという人が、こういう表現もできるということを知ることになるだろう」とし「作曲家が書いた歌詞を僕が書いた歌詞で補うというつらい作業を行ったりもした。耳と心と目、全てが楽しいアルバムになることを願う」と説明した。

また、「アルバムの歌詞カードでタイプミスを発見し、アルバム8万枚を廃棄して再び印刷し直すことにした。20周年のアルバムは、価値あるものでなければならないのに、ステッカーで隠すなんて到底許せなかった」と話した。

昨年、芸能事務所iNKODEエンターテインメントを設立した彼は、自身の20周年を記念するアルバムが果たして利益になるのかとかなり悩んだ。以前の所属事務所で活動していた時より金銭的に悩むことも増えた。

そんな彼は、自分が養成する後輩アイドルに恥ずかしい姿は見せたくないという思いで決心したという。自分の音楽活動を好ましく思わない人々の存在も刺激になったと振り返った。

キム・ジェジュンは「後輩に何か言うにしても、僕が先に何かを見せた後でなければならない」とし「自ら限界を決めるのは正しくないと考えた。いい結果より後輩たちにいい前例を残したかった」と話した。

続けて「あえて悪質な書き込みを見て、反省点を探し、自らをムチ打ったりすることもある。最近のアイドルの中で、キム・ジェジュンはなぜ曲を出すのかと考える人もいるだろうが、そんな時ほど曲を出すべきだと思う」と付け加えた。

ソロ活動を始めた後、音楽的に大きく成長したというキム・ジェジュンは、40代になる前に見せたい姿がたくさんあると話す。特にロック音楽で自身の新しい可能性を発見したという彼は、今後も挑戦を続けていくと述べた。

「収録曲『The Light』には、“年齢という数字に自分を合わせるな”という歌詞が盛り込まれている。30代はまだ大人になりきれていない年齢で、学ぶべき年齢だと思う。少しでも元気な時に多くの挑戦をしたい」

グループ活動時代、神秘主義を維持することにエネルギーを注ぎ込んだという彼は最近、音盤活動だけでなく、YouTubeのトークショー「再友達(原題:재친구)」、ドラマ「悪い記憶の消しゴム(原題:나쁜 기억 지우개)」など様々な媒体に出演し、活躍を続けている。

先月は、15年ぶりに地上派バラエティ「新商品発売~コンビニレストラン」に出演した。

キム・ジェジュンは、「ささいなことでもこんなに感謝できるのかと思い、喜びの涙が出た」とし「来年の夏までスケジュールがいっぱいで、番組に出演する時間はないが、それ以後は番組出演のために空けている」と話した。

依然として壮大な夢を見ているという彼は、デビュー20周年をうれしい出来事で満たしている。彼は来月、ソウルを皮切りにアジアツアーを開始し、日本にiNKODE現地法人も設立する予定だ。キム・ジュンスと一緒に行うイベントも企画していると明かした。

彼の目標は、長く若く健康に活動するアーティストになることだ。

「人間キム・ジェジュン、経営者キム・ジェジュンとして生き、過ちは最小限に抑え、いいことで満たしていきたい。今後も限界にぶつかるかもしれないが、その中で夢をかなえていきたい」

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