映画『パイロット』に出演のチョ・ジョンソク、「女装した自分を見てきれいだと思った」

2024年06月27日

「全てのスタッフが、一丸となって僕を変身させようと苦軍奮闘していた。ほぼ3ステップで変身した。1ステップ目は衣装を着ること、2ステップ目はメーク、3ステップ目はカツラをかぶることだ。その3ステップで完成した」

映画『パイロット(原題:파일럿)』で、女装男子役に挑戦した俳優チョ・ジョンソクは26日、ソウルロッテシネマ建大(コンデ)口で開かれた制作報告会で、扮装の過程をこのように説明した。

来月31日に公開されるこの映画は、1日にして失職したパイロットの“ハン・ジョンウ”(チョ・ジョンソク)が、妹の名前で航空会社の試験を受け、副機長として再就職しながら巻き起こる物語描いたコメディだ。

チョ・ジョンソクは女性パイロット“ハン・ジョンミ”に変身し、ベテランのコメディ演技を見せる。彼は、女性らしいあごのラインとボディラインを出すために7キロ減量し、指圧とマッサージも受けたと話した。

チョン・ジョンソクは、“女装した自分を見てきれいだと思ったか”という質問に「2回くらい、そんなふうに思ったことがある」としながら「ジョンミに変身した時、髪が濡れているのを見て“この気持ちは何だ?”と思った」と笑った。

キム・ハンギョル監督は、「いくら物語が斬新でも、最も重要なのは(これをこなす)俳優だ」とし、「チョ・ジョンソクの出演が決まった時、“この映画は大丈夫だ”と無敵になったような気がした」と振り返った。

そして「全てを兼ね備えた俳優で、(トランスジェンダーとして登場する)ミュージカル“ヘドウィグ”への出演経験もある」とした。

チョン・ジョンソクは、主演映画『EXIT イグジット』(2019)で942万人あまりを動員するほどコメディ演技には定評がある。映画『建築学概論』(2012)、『観相師-かんそうし-』(2013)で披露したコミカルな演技は、10年がたった今もオンライン上で「meme(流行しパロディされたコンテンツ)」としてよく見かける。

チョン・ジョンソクは、観客の期待について「プレッシャーは常にある。『パイロット』のような(コメディ)映画が決まると、より荷が重い」としながらも「僕が乗り越えるべき個人的な課題だと思うので、覚悟を決めて頑張ってみようと思った」と明かした。

彼はRobin Williamsが中年女性のお手伝いさんとして登場する映画『ミセス・ダウト』(1994)を見て「パイロット」を準備したという。

チョン・ジョンソクは「監督が見つめる映画の視点やコメディの重みが、私の考えるレベルと合っていたのではと思う」とし「映画を見れば、(女装を)何とか笑わせようと努力したという印象より、本当にコメディをしているという印象を抱くだろう」と強調した。

チョ・ジョンソクのワントップ感は強いが、彼とアンサンブルをなす俳優たちも映画に活力を吹き込む。

ハン・ソナはジョンウの妹であり、兄の変身を助ける「本物のジョンミ」役を担った。彼女もやはりドラマ「酒飲みな都会の女たち」や映画『マイ・スイート・ハニー』などで愛らしくもコミカルな魅力を誇った。

ハン・ソナは「ジョンソクさんを見て、天才のようだと思った。初めて撮影した後、実感が湧いて、もっと楽しくするには何ができるのかとたくさん悩んだ」と振り返った。

イ・ジュミョンは、しっかり者のパイロット“ユン・スルギ”に扮する。ジョンミの入社動機でどんな状況にも揺れないまっすぐな性格の人物だ。

『パイロット』が映画デビュー作であるイ・ジュミョンは、「出演陣とシナリオを見ながら、特に悩むことなくすぐに出演を決めた」とし「うれしい気持ちが大きかったが、迷惑をかけないよう努力した」とした。

ハン・ジョンウの後輩であり、ハン・ジョンミの同僚であるソ・ヒョンソクは、シン・スンホが演じる。

彼は「これまでコメディジャンルをしたいと思っていたので、僕にとって『パイロット』はありがたいチャンスだった」と述べた。

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