演劇「マクベス」に出演のファン・ジョンミン、「演劇舞台は俳優の空間と時間になる」

2024年07月25日

「多くの俳優たちが演劇に挑戦し続ける理由は、幕が上がってから終わるまで、その舞台は俳優の空間と時間になるからだ」

「マクベス(原題:맥베스)」の制作報告会で、記者たちの質問に応じた俳優ファン・ジョンミンの答えだ。

演劇を見ると文字どおり、まるで俳優の時間、ファン・ジョンミンの時間だった。

ファン・ジョンミンの2年ぶりの演劇復帰作である「マクベス」の公演が行われた今月21日、ソウル・国立劇場のヘオルム劇場には、暑い天気にも関わらず多くの演劇ファンが訪れた。

ヘオルム劇場は演劇をするにはかなり大きな舞台で、客席も1200席を超えるが、3階までの席が前売りの段階で早くも完売した。8月18日まで公演は続くが、週末、平日に関係なく残っているチケットはほとんどない。

演劇「マクベス」は、魔女の罠にはまり反逆を起こした“マクベス”が徐々に堕落し死を迎える様子を描いた作品だ。

原作の内容に忠実ではあるが、ヤン・ジョンウン演出の「マクベス」は、伝統的な要素を現代的な感覚に感じられるよう再解釈して劇を演出した。

スクリーンと照明を駆使し、視覚的効果を最大化した。

特にライフルを持つ現代服を着た登場人物、ビデオ通話をしたり、ゲーム機を使ったりするシーン、“ダンカン王”が客席の間を歩きながら「ツバメが多い」と言うシーンなどは、観客に笑いを与える。

ファン・ジョンミンの演技が圧倒的でもあるが、マクベスを囲む他の俳優たちの熱演も見どころだ。

“レディ・マクベス”役のキム・ソジンの繊細な演技は、冷静で徹底的な戦略家を完璧に表した。 俳優ソン・イルグクは、マクベスの親友である“バンコウ”役を担ったが、人間的苦悩と復讐心をしっかりと描いたという評価を得た。

ダンカン王役のソン・ヨンチャン、“マクダフ”役のナム・ユノの演技も負けていない。主要なキャラクターは、全て同じ俳優が出演する点も、この演劇の強みと言える。

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