チョン・ドヨン主演の映画『リボルバー』、8月7日に韓国で公開
2024年08月01日

第68回カンヌ国際映画祭の招待作であるオ・スンウク監督の『無頼漢 渇いた罪』(2015)は、非情な世の中のどん底で幾度となく踏みつけられながらも決して生命力を失わない人間性に対する信念のようなものが収められている。
これをたくみに表現したのは、唯一無二の俳優チョン・ドヨンの演技だった。
オ監督は、新作『リボルバー(原題:리볼버)』でもう一度、非情な世の中の真ん中にチョン・ドヨンを立たせた。
遊興施設の違法行為を黙認した警察組織の不正の罪を一人でかぶり、刑務所で2年を過ごした元刑事“スヨン”(チョン・ドヨン)。彼女が出所したことから、物語は始まる。
スヨンが、全てを失うことを意味する刑務所行きを受け入れたのは、それだけの報酬を約束されたからだ。
しかし、2年前に報酬の約束した人々は行方不明で、スヨンは彼らの行方を周りに聞いて回ることから始める。
やっと見つけた彼らは、約束を守れというスヨンの要求に耳を傾けもしない。記憶すら曖昧な約束一つを信じて訪ねてきたスヨンは、彼らにとってただの笑い者に過ぎない。
怒りに満ちたスヨンは、自分の失ったものを取り返すという一心で命を懸けた行動に出る。
持っているものなど何もないスヨンが、富と権力を持つ人々に独りで立ち向かう姿は、人々に深い印象を与える。
『リボルバー』では、チョン・ドヨンの演技が最初から最後まで物語を導くといっても過言ではない。
スクリーンに映るチョン・ドヨンの氷のように冷たい表情には、火のような怒りが漂う。これについてオ監督は、「チョン・ドヨンの新たな顔を発見した」と述べたという。
スヨンと彼女を裏切った投資会社の権力者“アンディ”(チ・チャンウク)の対立構造に、正体不明の“ユンソン”(イム・ジヨン)が入ることで、物語はより多彩になる。
ユンソンは、重く暗く流れていく物語にミステリーとユーモアをもたらす。非情な世の中に染まりながらも人間性を失わないユンソンを描いたイム・ジヨンの演技も際立つ。
『リボルバー』は、クライマックスに向かうにつれてアクションの比重が増すが、主に登場人物の会話で物語が展開されていく。そのため、より俳優たちの熱演が引き立つ。
イ・ジョンジェの友情出演も見どころだ。主演ではないが、かなり重要な役を担い印象的な演技を披露する。また、昨年末にこの世を去った俳優イ・ソンギュンさんの妻チョン・ヘジンもアンディの姉役で特別出演する。
オ監督は先月31日に行われた『リボルバー』の試写会で、「スヨンが最終的に得たものは、自分自身ではないだろうか」と語り、「(あらゆる人に見下され)透明人間同然だった人が血と肉、そして骨を取り戻す物語だ」と述べた。
『ハイジャック(原題:하이재킹)』を皮切りに、『ハンサムガイズ(原題:핸섬가이즈)』、『脱走(原題:탈주)』、『脱出:PROJECT SILENCE(原題:탈출: 프로젝트 사일런스)』など、男性俳優が中心の韓国映画が多い中、今夏の映画館で『リボルバー』は、女性俳優が中心になるという点でも目を引く。
『リボルバー』は8月7日公開に韓国で公開される。上映時間は114分で15歳以上観覧可だ。
これをたくみに表現したのは、唯一無二の俳優チョン・ドヨンの演技だった。
オ監督は、新作『リボルバー(原題:리볼버)』でもう一度、非情な世の中の真ん中にチョン・ドヨンを立たせた。
遊興施設の違法行為を黙認した警察組織の不正の罪を一人でかぶり、刑務所で2年を過ごした元刑事“スヨン”(チョン・ドヨン)。彼女が出所したことから、物語は始まる。
スヨンが、全てを失うことを意味する刑務所行きを受け入れたのは、それだけの報酬を約束されたからだ。
しかし、2年前に報酬の約束した人々は行方不明で、スヨンは彼らの行方を周りに聞いて回ることから始める。
やっと見つけた彼らは、約束を守れというスヨンの要求に耳を傾けもしない。記憶すら曖昧な約束一つを信じて訪ねてきたスヨンは、彼らにとってただの笑い者に過ぎない。
怒りに満ちたスヨンは、自分の失ったものを取り返すという一心で命を懸けた行動に出る。
持っているものなど何もないスヨンが、富と権力を持つ人々に独りで立ち向かう姿は、人々に深い印象を与える。
『リボルバー』では、チョン・ドヨンの演技が最初から最後まで物語を導くといっても過言ではない。
スクリーンに映るチョン・ドヨンの氷のように冷たい表情には、火のような怒りが漂う。これについてオ監督は、「チョン・ドヨンの新たな顔を発見した」と述べたという。
スヨンと彼女を裏切った投資会社の権力者“アンディ”(チ・チャンウク)の対立構造に、正体不明の“ユンソン”(イム・ジヨン)が入ることで、物語はより多彩になる。
ユンソンは、重く暗く流れていく物語にミステリーとユーモアをもたらす。非情な世の中に染まりながらも人間性を失わないユンソンを描いたイム・ジヨンの演技も際立つ。
『リボルバー』は、クライマックスに向かうにつれてアクションの比重が増すが、主に登場人物の会話で物語が展開されていく。そのため、より俳優たちの熱演が引き立つ。
イ・ジョンジェの友情出演も見どころだ。主演ではないが、かなり重要な役を担い印象的な演技を披露する。また、昨年末にこの世を去った俳優イ・ソンギュンさんの妻チョン・ヘジンもアンディの姉役で特別出演する。
オ監督は先月31日に行われた『リボルバー』の試写会で、「スヨンが最終的に得たものは、自分自身ではないだろうか」と語り、「(あらゆる人に見下され)透明人間同然だった人が血と肉、そして骨を取り戻す物語だ」と述べた。
『ハイジャック(原題:하이재킹)』を皮切りに、『ハンサムガイズ(原題:핸섬가이즈)』、『脱走(原題:탈주)』、『脱出:PROJECT SILENCE(原題:탈출: 프로젝트 사일런스)』など、男性俳優が中心の韓国映画が多い中、今夏の映画館で『リボルバー』は、女性俳優が中心になるという点でも目を引く。
『リボルバー』は8月7日公開に韓国で公開される。上映時間は114分で15歳以上観覧可だ。
