グループKARD、「王冠の重みを感じたい」
2024年08月14日

「ここで一段階、ステップを上がれば、跳躍できるような気がするが、そのステップを探すべきではないだろうか」(ジェイセフ)
混成グループKARDが、今年デビュー7周年を迎え、新しい跳躍を図る。グループの第2幕を開くKARDのカードは、新しい連作ミニアルバム『Where To Now?』だ。
混成グループという珍しい構成、キャッチーで強烈なムーンバートンミュージック、緑色あるいは赤など、視線を引く髪色など独特な個性を披露してきた4人のメンバーを通じて、“イージーリスニング”というまた別の変身に乗り出した。
早くも所属事務所のDSPメディアと再契約を結び、跳躍のためのステップを準備してきたKARDと最近、ソウル・広津(クァンジン)区で会った。
メンバーのジェイセフは、「僕たちが高く上り詰めたとは決して思わないが、ありがたくも多くの経験をいただいた」とし、「完全に下にいて、着実に上がっていく段階で、このような再契約は当然だった」と述べた。
彼は、「帽子やマスクを付けなければ外に出られない“王冠の重さ”を感じてみたい」とし、「練習生のときから夢見ていたことをまだ成し遂げることができていない」と、笑いながら抱負を明かした。
ジウは、「以前は大衆性確保がとても大きな宿題であり、ストレスになった。焦りも相当だったが、今はそのときよりは、肩の荷を下ろした」とし、「私たちの音楽を好きな方が多いので、私たちだけの音楽をするならば、聴いてくださるという気持ちでよい音楽をしようと思う」と述べた。
KARDのニューミニアルバム『Where To Now?』は、アルバム名からも分かるように、さまざまな目的地と方向性を持ったメンバーたちの姿を、1980年代のビンテージスタイルなど、多様な音楽ジャンルで解きほぐした作品だ。
アルバムには、タイトル曲「Tell My Momma」をはじめ、トロピカルポップジャンル「Waste My Tim」、躍動感あふれるメロディーとビートが調和したエレクトロポップジャンルの「Boombox」、シンセイサイザーと強烈なベースラインが魅力的なヒップホップダンスナンバー「SHIMMY SHIMMY」など計7曲が盛り込まれた。
タイトル曲の「Tell My Momma」は、独特なコード進行が目立つ楽曲で、繰り返されるサビの歌詞が中毒になる。母親に特別な人を紹介するというウィットあふれる歌詞が特徴的で、ジェイセフの韓国語ラップを除いては、すべての歌詞が英語で構成されている。
聴きやすい「Tell My Momma」を歌う4人のメンバーの髪の色は、デビュー以来、初めて自然な金髪で統一された。“KARDIAN”という仮想の人種をコンセプトにしたという。
BMは、「長い空白期間の後、完全体で戻ることができてうれしい」とし、「(以前とは)違う方向に出てくることになり、ファンにも新しく聴く方々にも、KARDを知っているがハマることができなかった方々にも、ハマる機会になるだろう」と紹介した。
ジウは、「これまではいつもカリスマがあって、暗い雰囲気だったが、今回はイージーリスニングなので、ファンたちに親しみやすくアプローチできるだろう」と答えた。
ソミンもまた、「熱いサマーソングというよりは、涼しい陰のような楽曲だ」とし、「そよそよと風が吹く木の下で聴くのにぴったりな、リラックスできる楽曲だ」と指摘した。
2017年にデビューしたKARDは、活動初期の楽曲でたった3曲を持って海外公演に乗り出したほど、突拍子もない挑戦を繰り返してきた。トレンドに埋もれない、彼らだけの強烈な個性は、海外市場で先に反響を起こし、これは数回のグローバルツアーにつながった。
ソミンは、「舞台で漂う私たちだけのエネルギーとオーラがある」とし、「舞台で褒められると、アーティストとしてステージをうまくやれているという自負心を感じる。これは私たちが前に進むことができるようにする原動力になる」と強調した。
ジウは、「今年もアメリカやカナダ、ドイツなどでツアーコンサートを開く。追って残りの地域も公開される」とし、「カナダは、3曲で挑戦した初ツアー以来、7年ぶりに行くので感慨深い」と語った。
KARDに会うたびにいつも出てくる質問を、今回も欠かさなかった。ほかでもなくCOOLやKOYOTE、KARDに続く混成グループの活動に対する感想だ。
ジウは、「私たちは一風変わっていてユニークだ。私たちだけが表現できる音楽的なストーリーと話が強みだ」と説明した。
「依然として混成グループがあまりない。そのためボーイズグループやガールズグループだけを見ている方たちがKARDを見ると、いつも新鮮だ。何かリフレッシュされた感じを受けることができるだろう」(BM)
