映画『大都市の愛し方』主演のキム・ゴウン、「2年半も制作を待った作品」

2024年09月03日

今年上半期、“千万映画”の仲間入りをした映画『破墓/パミョ』で、巫堂ファリム役を演じ強烈な印象を残した俳優のキム・ゴウンが、率直でハツラツとした魅力の大学生として帰ってきた。
彼女は来月2日に公開されるイ・オンヒ監督の映画『大都市の愛し方(原題:대도시의 사랑법)』で、友人のフンス(ノ・サンヒョン)と共に暮らすことになったジェヒを演じた。
「台本をもらってから制作が確定するまで、2年半待った。それだけシナリオがとても面白い。ストーリーが話すように展開され、飾り気のない感じがよかった」
キム・ゴウンは2日、ソウル・メガボックス聖水(ソンス)で開かれた制作報告会で、シナリオをもらった当時を振り返りながら、このように語った。この作品は、周りを気にしない自由な魂のジェヒと、生まれながらの秘密を隠してきたフンスが苦楽を共にしながら繰り広げる愛し方を描いた映画だ。
キム・ゴウンは、ジェヒについて「一見、自由奔放で軽い恋愛をしそうだが、真の愛を夢見る純粋な人だ」とし、「自分の痛みを隠そうと、自由奔放に振る舞う。そのようなすべての姿に共感した」と述べた。
『大都市の愛し方』は、パク・サンヨン作家が2019年に出した同名小説集に掲載された「ジェヒ」を原作とする。「第39回シン・ドンヨプ文学賞」を受賞したのに続き、世界最高権威の文学賞であるブッカー賞のインターナショナル部門の候補にも挙がった小説だ。
映画ではApple TV+シリーズ「Pachinko パチンコ」で知名度を上げたモデル出身の俳優ノ・サンヒョンが、ジェヒの相手役フンスをこなし、キム・ゴウンと初めてタッグを組んだ。
キム・ゴウンは、ノ・サンヒョンがキャスティングされたという便りを聞き、「どこでこんなにもフンスにピッタリの人を見つけたのだろうかと思った」と振り返った。
ノ・サンヒョンは、「フンスという人物を理解しようと努力した。冷笑的な面もあるが、よく見ると弱くて純粋な面もある人だ」と紹介した。
イ監督は、「キム・ゴウンとノ・サンヒョンの2人の俳優をひとつの画面に盛り込んだだけでもほほ笑ましい」としながら、「最初から最後まで、2人が出てくるようなシナリオを書けばよかったと後悔した」と笑った。
原作小説のファンだという彼女は、自分だけの目線でジェヒの話を描いてみたかったという。
イ監督は、「この映画は今を精いっぱい生きるジェヒと、未来を夢見るフンスが20歳で出会い、愛より濃い友情を分かち合い、楽しく試行錯誤を経て大人になる物語だ」と説明した。
性別から性格、価値観まですべてが異なる2人が、“ソウルメイト”になる姿を見せなければならないため、俳優間の呼吸が重要だった。キム・ゴウンとノ・サンヒョンは、映画に登場するクラブのシーンのために、「クラブの下見」を何度も行い、ぐっと親しくなった。
1990年生まれで、キム・ゴウンより1歳年上のノ・サンヒョンは、「人見知りするほうなので、初対面ではぎこちなかった」としながらも、「撮影で長い時間一緒にいたので、すぐに親しくなれた」と振り返った。
キム・ゴウンは、ノ・サンヒョンについて、「親しくなったら、いたずらっ子にな面が見えた」とし、「私たち2人が一緒になると、スパークが飛ぶような調和がある」と強調した。

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