9thミニアルバムをリリースしたHeize、「過ぎてしまえばアルバムを出して活動する時間までもが恋しさの対象になる」

2024年11月07日

「私自身も別れではなく、新しい出会いや愛をテーマに歌を作ってみようといつも考えている。しかし、その思いに反して、こっち側に行ってしまう」

歌手Heizeはこれまで「You, Clouds, Rain」、「Don't Know You」など、別れや恋しさを素材にした歌で愛されてきた。

感性的なメロディーと共感を引き出す歌詞で、ファンから「失恋ソングの職人」というニックネームも付けられた。

そんな彼女が、切ない秋の雰囲気を生かした歌で帰ってきた。Heizeが今月6日にリリースした9thミニアルバム『FALLIN』には、恋しさをテーマに書き下ろした6曲の歌が盛り込まれた。

最近、ソウル・江南(カンナム)区のカフェで会った Heizeは、「歌を聴きながら、それぞれが恋しいと思う瞬間を思い出してほしい」とし、「秋と言えば思い浮かぶ音楽になりたいという欲がある」と話した。

タイトル曲「FALLIN」は、消えたものに対する恋しさを初々しく未熟だった愛に例えた歌だ。Heizeは、初恋の感情や幼い頃に撮った家族写真にまつわる思い出など、大切な人々を思い浮かべながら曲を作った。

Heizeは、「愛と別れを経て、純粋だった人が大人になっていく過程を穏やかに溶かし出した」とし、「人生において価値ある大切な人々を、改めて思い出すきっかけになった」と明かした。

Heizeはアルバム作業を始めた当時、恋しい瞬間を振り返ると、残念な思いと後悔が押し寄せてきたと話した。しかし時間が経つにつれて、徐々にそのような感情は和らぎ、「今日に集中しよう」という考えになったという。

「時間が経つにつれて、何かが消えて変わるのは自然なことで、誰にも止められないという答えを得た。寂しさにひたっていると、今の自分に集中できなくなるため、“今日を生きよう”と考えるようになった」

2014年にデビューしたHeizeは、これまでの10年間で9枚のミニアルバムと2枚のフルアルバムを出した。アルバムを発売することが自分の本分と考える彼女は、リリースした曲が積み重なるほど、足りない部分を埋めたいという欲も大きくなると話した。

Heizeは、「音盤を出したら、またすぐに次の音盤を作業するということを自然と続けてきた」とし、「以前は曲を書いたら“終わった”という感じだったが、今は“足りないところはないか、もっといい表現はないか”と考える」と明かした。

時間が流れ、今を振り返る時が来たら、ファンと一緒にした時間を恋しく思いそうだと言う彼女は、ファンたちに大切な思い出を届けようと努力している。今年8月に開催したデビュー10周年記念ファンミーティングでは、はやりのダンスを練習して披露した。

Heizeは、「ファンが望むなら、少しの恥を惜しんではダメだと思う」とし、「ファンミーティングで歌も披露し、トークも行ったが、今でも踊っていた瞬間をふと思い出すほどインパクトが強かった」と笑った。

彼女はこれからの10年も、元気に歌手活動を続けていきたいと話した。

「過ぎてしまえば、アルバムを出して活動する時間まで全て恋しさの対象になる。この時間も大切な思い出になると思うので、常に最後のように活動しようとしている」

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