映画『ヒドゥンフェイス』出演のパク・ジヒョン、「欲望に率直なキャラクターのおかげで代理満足」

2024年11月20日

『春香秘伝 The Servant』(2010)、『情愛中毒』(2014)などを披露したキム・デウ監督の新作『ヒドゥンフェイス(原題:히든페이스)』は、いわゆる“19禁”で早くも話題となったが、エロティシズムよりはスリラージャンルに近い映画だ。
20日に公開されたこの作品は、指揮者のソンジン(ソン・スンホン)が婚約者のスヨン(チョ・ヨジョン)が突然行方をくらました後、彼女の後輩であるチェリストノミジュ(パク・ジヒョン)と密会を楽しみながら起きることを描く。
スヨンがソンジンとミジュの姿を家の密室で見守っていたという破格的な設定とどんでん返しを繰り返すストーリーが、サスペンスを醸し出す。
俳優たちの体当たりの熱演が加わり、ジャンル的な面白さは倍になる。特に、本音が分からないミステリアスな人物であるミジュ役のパク・ジヒョンは、大先輩であるソン・スンホンやチョ・ヨジョンの間でも堂々とした好演を繰り広げる。チョ・ヨジョンから、「私があなたの年齢の時なら、そのような役ができなかっただろう」という称賛も受けた。
「ミジュは欲望に忠実な人だと思った。その欲望を忠実に追いかけながら演じた。意識の流れのままに話し、行動する人生を生きる人。一方では、このような点がうらやましくもあり、代理満足をした」
19日、ソウル・鍾路(チョンノ)区のあるカフェで会ったパク・ジヒョンは、ミジュをどんな人物と解釈して演技に臨んだのかという質問に、このように答えた。
彼女は、「ミジュが自分の欲望のために、越えてはならない線を越える展開自体が面白かった」とし、「平凡な人々は、社会の規範によってできない選択を(自由に)追うキャラクターなので、魅力的だった」と説明した。
パク・ジヒョンは、『ヒドゥンフェイス』のシナリオを読んだ時から、ミジュを演じる自分の姿が頭の中に描かれるほど、「私とよく合いそうだ」と思ったと述べた。
彼女は、「なんとなくミジュは、私になりそうだという確信があった」とし、「運命ではないかと思ったりもした」と笑った。
映画の序盤から、ソン・スンホンとベッドシーンをこなさなければならなかった。またガラス越しでチョ・ヨジョンがこれを見ていたため、大変な撮影現場だったが、パク・ジヒョンはむしろ興味深い経験だったと振り返った。
「露出については、あまり気にしなかった。俳優が面白い点は、現実ではできない経験を間接的にできるということ。それをやり遂げた時に快感を覚えるほうなので、プレッシャーよりは期待する気持ちで作品に臨んだ」
彼女が無事に作品を終えることができたのは、キム監督の役割も大きかった。
俳優志望生の時、キム監督の前作を見てファンになったというパク・ジヒョンは、「実際に会ってみると、すべてのスタッフを合わせることができる、優しいカリスマを持った方だった」と思い浮かべた。
演技に対する価値観が明確で、学生時代から“俳優コース”を歩んできたように見えるパク・ジヒョンは、高校の時まで勉強に打ち込む平凡な学生だった。
幼い頃、漠然と夢見ていた俳優になろうと、大学を休学。2017年にドラマで、その夢を叶えた。その後、悪霊のいる場所に誤って足を踏み入れた恐怖探探検員から、夫を揺さぶる財閥家の嫁、強力系の刑事など多様なキャラクターをこなした。
しかしパク・ジヒョンは、「まだ始まったばかりだと思う」とし、「作品を出すたびに、大衆の前でオーディションを受けるような気持ちで、死ぬまで演技したい」と語った。

前の記事 エンタメ情報一覧へ 次の記事