映画からドラマに再誕生した「怪しい彼女」…「最近の時代に合わせたストーリー」

2024年12月13日

“私はあの森になってみる/あなたはちっぽけな丘の上を/登りながら私を見つめる/私の小さな心の片隅にでもいい”
俳優チョン・ジソが一人でスポットライトを浴びながら、歌手チェ・ユリの『森』を歌うと、飾り気のないその声がステージ全体を満たした。 まるで夢に満ちた20代のオ・ドゥリのように、そしてさまざまな事情を抱えた70歳のオ・マルスンのように。
12日午後、ソウル・麻浦(マポ)区上岩(サンアム)スタンフォードホテルで開かれたKBS新水木ドラマ「怪しい彼女(原題:수상한 그녀)」の制作発表会は、まるで歌手のショーケースのように生き生きとしたライブステージで始まった。
タイトルからも分かるようにこのドラマの原作は、2014年に公開された同名映画だ。当時、ナ・ムニとシム・ウンギョンが出演し、累積観客数が865万人を記録した。
ドラマの制作陣は、早くに夫を失い、がむしゃらに働きながら子どもを育てた70歳のおばあさん“オ・マルスン”があることをきっかけに20代の“オ・ドゥリ”となり、歌手に挑戦するという基本的な話と設定をそのまま生かした。
代わりに新しいキャラクターを加え、現代に合わせて細部な設定を加えた。
原作では、オ・マルスンに息子と嫁、孫がいるが、ドラマでは娘と婿、孫娘が登場する。
パク・ヨンスプロデューサーは、「おばあさんの娘や孫娘まで、女性3代の話で始めた」とし、「2024年に合う話をしなければならないという思いで、(原作の中の)歌手のオーディションを、ガールズグループへの挑戦記に変え、オ・マルスンとオ・ドゥリの自己実現、率直な恋愛談も繰り広げる」と説明した。
また、「映画を見た視聴者も、見てない視聴者も楽しめるいろいろな要素を入れておいた」とし、「映画と同じ結末になるかは、放送を見守ってほしい」と呼びかけた。
原作映画の中の俳優たちの熱演が話題となっただけに、ドラマの出演陣がプレッシャーを感じたのではないかという質問も殺到した。
オ・マルスン役のキム・ヘスクは、「よく知られた映画なので、みんな負担を持ったのは事実」としながらも、「映画とは異なる展開があるので、視聴者たちはドラマ『怪しい彼女』も違った見方で楽しめるだろう」と答えた。
それと共に、「私と同年代のすべての人が持つ夢を、オ・ドゥリが代わりにしてくれる」とし、「ドラマを見ながら、各自が叶えられなかった夢、成し遂げられない夢を代理満足させられることを願う」と付け加えた。
オ・ドゥリ役を演じるチョン・ジソも、「緊張も、プレッシャーも大きかった」としながらも、「差別点を置くよりは、ドラマのあらすじに集中して、オ・ドゥリを演じた」と説明した。
映画でオ・マルスンの孫を演じたジニョンは、今回のドラマでオ・ドゥリの相手役を務める。
彼は、「原作の中のイ・ジヌク先輩の役をすることになった」とし、「内容も違うし、役柄も違うため、より気楽に始められた」と述べた。
ソ・ヨンヒとイン・ギョジュンは、ドラマで新しく追加された役であるオ・マルスンの娘パン・ジスクと婿のチェ・ミンソクとして登場する。
新ドラマ『怪しい彼女』は、18日に韓国で初回放送される。

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