ポン・ジュノ監督の新作『ミッキー17』、北米公開初週で290億ウォンの収入を予想

2025年03月07日

ポン・ジュノ監督の新作『ミッキー17』が、北米で7日(現地時間)に公開される。公開初週の北米ボックスオフィスの収入は、約290億ウォンに達するものと予想されているとハリウッドのメディア「Variety」が報じた。
Varietyは今週末、北米のボックスオフィスを予想する記事で、「『パラサイト 半地下の家族』の監督ポン・ジュノとロバート・パティンソンが、ボックスオフィスに活気を吹き込むか?」と書きながら、今週末の期待作として『ミッキー17』を挙げた。
このメディアは、『ミッキー17』が公開後の初週末に、北米地域の3,770館の劇場で上映される予定であり、北米地域で初週に約1,800万から2千万ドル(約260億から290億ウォン)のチケット収入を上げるものと予想されると伝えた。公開初週、世界の興行収入予想値は、約4千万から4,500万ドル(約580億から650億ウォン)だ。
この映画はすでに韓国でヒットしており、先週末660万ドル(約96億ウォン)を記録し、ハリウッドのマーベルスタジオの『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』を抜いたと紹介されたりもした。
北米のボックスオフィスで現在1位の『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』が、公開されてからほぼ1か月は過ぎたうえ、今週末に公開される新作としては『ミッキー17』が唯一だという点で、業界関係者たちは、『ミッキー17』の興行展望は明るいと分析した。
またこの映画の審議等級が、“17歳未満の場合、保護者や成人保護者の同伴が必要な”R等級であり、芸術映画としても分類されうる独特な色彩の映画だという点を考慮すると、初週で2千万ドルに達する収入は、良好な興行成績だとVarietyは説明した。
ただ、ハリウッドの大企業ワーナー・ブラザースが投資し、1億1,800万ドル(約1,700億ウォン)の制作費を使った点は、負担になる要因だと、同メディアは指摘した。この映画は、公開期間に黒字を出すためには、世界的に約3億ドル(約4,300億ウォン)の興行収入を上げなければならない。
アメリカの映画やドラマの評点サイト「Rotten Tomatoes」で、評論家たちが付けた鮮度点数は、5日午後現在86%(100%満点基準)を記録している。
米日刊紙「ニューヨーク・タイムズ(NYT)」など主要メディアは、概ね『ミッキー17』に好評を出した。
前日NYTは、「『パラサイト 半地下の家族』の監督、宇宙空間に階級戦争をもたらす」というタイトルの記事で、「ポン・ジュノ監督は、資本主義の下で人生に対する面白くて、悲しい(funny-sad)の考察を予想外のブロックバスターで作った」とし、「彼は『ミッキー17』で完全に新しいジャンルを開拓している」と評価した。
同紙は、ポン監督と2023年から約2年間、数回にわたって行われたインタビュー内容を長文の記事で紹介し、ポン監督の生涯と作品世界、特有の創作過程などを集中的に紹介した。
ロサンゼルス・タイムズも同日、ポン監督とのインタビュー内容を伝える記事で、「オスカーの作品賞でハリウッドに名を広めたポン監督は、数多くの国際的な監督がそうだったように、巨額のスタジオオファーを受け入れたり、A級スターたちが出演する有名なドラマの演出契約をしたりすることもできただろう」とし、「しかし、彼はそのような道を選ばず、『ミッキー17』を作った」と紹介した。
それと共にこの映画について、「オリジナルSF映画がますます希少になるなか、ポン監督のジャンルを行き来する、辛辣な風刺的見解を果敢に導入した作品だ」と評価した。

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