防弾少年団の「Mステ」出演中止…ビルボード&CNN『歴史的背景が関係』
2018年11月12日

世界的グループ防弾少年団(BTS)の日本での音楽番組の出演取りやめを巡る騒動が、海外メディアでも注目され国際的な話題となった。様々なメディアは、今回放送中止の発端となったメンバージミンのTシャツ問題が浮上したことについて、両国の古い政治・歴史的背景が絡んでいると指摘した。
ビルボードは9日(以下現地時間)、「Tシャツ、それ以上:BTS出演中止はK-POPに対する日韓のぎこちない関係を示している」いうタイトルで、今回の事態を分析した。
ビルボードは、日本の音楽番組「ミュージックステーション」がBTSのメンバー・ジミンが過去に着ていた“光復節”Tシャツを問題視して出演を取りやめたことについて、「国家間の長い政治的、文化的問題に根ざしている。今回のTシャツ問題は、出演取りやめの唯一の理由ではない」と強調した。
さらに、ビルボードはBoAや2世代K-POPグループらによる日本でのK-POP拡大や、韓国人歌手が人気を集めているなかバランスを保とうしている日本の努力、防弾少年団とTWICEを通じて再び巻き起こっているK-POPブームなどを紹介した。
米国放送CNNも9日、インターネット版で「Tシャツに対する怒りで、BTSの日本でのステージが取り止め」と出演キャンセルに至ったニュースを伝えた。
CNNは「韓国と日本は、第2次世界大戦を巡る問題について特に敏感だ。1910~1945年に日本の植民地支配により数百万人の韓国人らが苦痛を受けたことが今なお両国関係に影響を及ぼしている」と説明。
この事実が浮き彫りになると「ミュージックステーション」側は、防弾少年団の出演を前日に取りやめる対応をとった。また、10日には別の日本メディアが12月31日に放送されるNHK「紅白歌合戦」などの他番組も出演を再検討している段階だと伝えた。
