キム・ヒャンギが演じた19歳少女『ヨンジュ(原題:영주)』の成長痛

2018年11月12日

世の中にはお互いの為にも出会わない方が良いご縁もある。親を失って孤児になった少女とその親を死なせた人との関係がきっとそうだろう。
しかし、やむを得ず親を死なせた人の下で働かなければならないとしたら、その葛藤に耐えることができるだろうか。さらに、憎むべき相手を好きになってしまったならば、彼女はその矛盾的な感情をどう受け入れればいいのか。
キム・ヒャンギ主演映画『ヨンジュ』はこのような質問から始まっている。
交通事故で両親を失い、いきなり一家の主となったヨンジュは、自らの学業は放棄しても弟ヨンイン(タン・ジュンサン)の面倒だけはみようと決意する。しかし、ヨンインはそんな姉の思いをよそに、非行に走り問題を起こしてしまう。示談金を用意しなければヨンインが少年院送りになるという状況に直面したヨンジュは、両親の事故の加害者であるサンムン(ユ・ジェミョン)を訪ねる…。
この映画は、“許し”と“治癒”がテーマ。 大人と子供の岐路に立った19歳のヨンジュは憎むべき人を好きになってしまうという矛盾した感情に悩むが、許しを通じて自らを癒し成長していく。そんな過程を描いた作品だ。
作品で最も目を引く俳優は、何と言ってもキム・ヒャンギだ。『神と共に(原題:신과 함께)』シリーズの大ヒット達成に大きく貢献した彼女が、『神と共に』後の出演作として自主制作映画を選択したこと自体が、観客の関心を引く。
キム・ヒャンギは本作で自身の実年齢と同じ19歳のヨンジュを演じ、女優歴13年目としての確かな演技力を証明してみせた。
12歳から観覧可能な『ヨンジュ』は、22日から公開。

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