クリスマス&年末の映画館で観客の争奪戦…洋画は笑い、韓国映画は泣く

2018年12月26日

年末の映画館では、韓国映画と洋画の間で熾烈な観客の争奪戦が繰り広げられている。

 

制作費100億ウォン台の韓国映画と、洋画の期待作が一気に公開された中、洋画が先に勝機を掴んだようだ。 

 

25日、映画振興委員会、映画館入場券統合ネットワークによると、DCコミックス映画『アクアマン』はクリスマスイブに34万3千788万人を動員し、1位を占めた。

 

さらに、『トランスフォーマー』シリーズに登場する“バンブルビー”を主人公に打ち出した映画『バンブルビー』は8万5千254人を呼び寄せ、25日には『アクアマン』に続いてリアルタイムの前売り券率2位を獲得した。

 

韓国映画である『麻薬王(原題:마약왕)』と『スイングキッズ(原題:스윙키즈)』は、首位争いから一歩後退。

 

『麻薬王』は前日、19万1144人を呼び込み、ボックスオフィス2位の座を守ったが、クリスマスのリアルタイム前売り券率では6位にダウンし、首位グループから追い出される形となった。

 

総勢900万人以上を動員した『インサイダーズ/内部者たち』のウ・ミンホ監督と忠武路(チュンムロ)で最強のチケットパワーを誇るソン・ガンホがタッグを組んだことで話題を集めたが、悪人を主人公に打ち出した構成が観客の心を掴みきれず、興行エンジンが落ちているものとみられる。

 

ディオ主演の『スイングキッズ』は、公開日の19日に先立ち、今月14∼16日に有料試写会を通じて10万人余りを動員してスタートした。

 

この映画は、『サニー 永遠の仲間たち』や『過速スキャンダル』などを相次いでヒットに導いたカン・ヒョンチョル監督の作品だが、他の競合作品に比べて主演俳優たちの認知度が低く、事前試写会を通じて口コミ効果を狙ったものと見られる。

 

しかし、『スイングキッズ』は公開と同時に3位でスタートし、24日には『ボヘミアン・ラプソディ』にも押されて4位にランクダウン。

 

朝鮮戦争当時の捕虜収容所を舞台にしたタップダンスチームの話は斬新だが、「観るだけで楽しくなれる」というキャッチコピーとは異なり、「予想以上に重い」という反応が多かった。

 

映画館では韓国映画が苦戦し、秋夕の際に起きた映画街の悪夢が繰り返されるのではないかという懸念も出ている。これは秋夕の連休に『安市城』、『明堂』、『交渉』などが一気に公開されたものの、3作品とも興行スコアを伸ばせなかった過去があるからだ。

 

これによって映画界では、大規模な制作費が投じられた映画を繁忙期に一気に公開して競争を促すのではなく、公開の時期を分散するなどといった考慮をしなければならないという声が高い。

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