「遅くても大丈夫」…現実的な悩みを描いた映画『気がつけば、結婚』

2019年02月20日

結婚は必ずしなければならないのだろうか? これは多くの若者に共通する悩みだ。結婚をしないと決めると、両親をはじめとする家族の反対は少なくない。その為、多くの映画やドラマの中の男女らは意気投合し、契約結婚をする。

映画『気がつけば、結婚(原題:어쩌다, 결혼)』は、このような典型的なストーリーを取り入れたように見える。財閥2世のソンソク(キム・ドンウク)と元陸上選手のヘジュ(コ・ソンヒ)はそれぞれが持つ理由から契約結婚に合意する。ソンソクは財産を譲り受け愛する人と結婚するために、ヘジュは母親と3人の兄からの結婚に対するプレッシャーから逃れ、自分だけの人生を探すために契約結婚を交わす。二人はそれぞれ目的を果たすため、3年間だけ結婚生活をすることにしたが、二人の結婚準備が進めば進むほど、邪魔者が現れ、段々と複雑にこじれていく。

契約結婚をテーマにした一般的な作品が、最後は本当の恋に落ちる男女の主人公の話を描くのに対し、『気がつけば、結婚』ではソンソクとヘジュの間に愛情は一切感じられない。二人は言い争いをするが、それがロマンスに発展することはない。

緻密に準備することが出来なかった契約結婚は当然、ばれることになる。成功出来なかったこの契約の結末は俗に言うロマンスの代わりに友情に近い感情で互いを応援する二人の男女の主人公が描かれる。

結婚に縛られなくなったソンソクとヘジュを通じて、同じような環境にある観客らは一抹の慰めを得る。主人公たちが劇中耳にする「遅くても大丈夫」というセリフは観客に向けた言葉でもある。

この映画の最大の魅力の一つは、映画を豊かに膨らます助演と特別出演の俳優たちだ。男女の主人公の友人として登場するファン・ボラやキム・ウィソンの他にイム・イェジン、ヨム・ジョンア、チョ・ウジン、キム・ソニョン、ユ・スンモク、イ・ジュニョクなどは、登場シーンは少ないものの存在感を放っており、チョン・ウソンとイ・ジョンジェも特別出演している。

本作は今月27日に公開予定で12歳から観覧可能だ。

前の記事 エンタメ情報一覧へ 次の記事