韓国映画『金』公開9日目に観客動員数200万人突破…悲喜が交差する韓国映画
2019年03月29日

今月20日に同時公開した韓国映画3作品の悲喜が交錯している。
リュ・ジュンヨル主演映画『金』は公開9日目である28日午前10時に損益分岐点200万人(映画館入場券統合ネットワーク基準)を突破した。大富豪になりたいという夢を抱き、汝矣島にある株式ブローカーに足を踏み入れた若者が、お金に溺れ、変貌していく過程を描いた犯罪映画だ。
スピード感ある展開などで好評を得ており、公開と同時に「キャプテン・マーベル」を押さえ、興行収益1位を守った。
イ・ソンギュン主演の『悪質警察』は、27日まで23万2037人を動員するにとどまった。映画『アジョシ』を手掛けたイ・ジョンボム監督の新作として関心を集めたが、見慣れた犯罪映画の枠にセウォル号沈没事件を関連づけたこともあり、観客の好き嫌いが分かれている。
イ・スジン監督映画作品『偶像』は現時点で16万2295人が観覧した。この監督の前作である低予算映画『ハン・ゴンジュ 17歳の涙』(22万5839人)より成績が伸びていない。ハン・ソッキュ、ソル・ギョング、チョン・ウヒら錚々たる俳優たちが熱演を繰り広げたが、見慣れないストーリー構成と分かりづらい展開で、観客との意思疎通に失敗したと分析されている。
今年公開した韓国映画の内、高額な制作費を投入した映画と低予算映画の悲喜も交錯している。1600万人を動員した映画『極限職業』をはじめ『言葉集め(原題:말모이)』、『僕の中のあいつ(原題:내 안의 그놈)』、『証人(原題:증인)』、『抗拒:ユ・グァンスン物語(原題:항거:유관순 이야기)』などは全て損益分岐点を越えている。
その一方で100億ウォン以上を費やした映画『ペンバン(原題:뺑반)』(182万6714人)、『自転車王オム・ボクドン(原題:자전차왕 엄복동)』(17万2211人)などは残念な結果となった。
映画界の関係者は「高額な制作費を費やした映画の興行の失敗は投資などを萎縮させる」としながら「今年ヒットした映画は斬新な企画を前面に出した低予算映画だという点は示唆するところが大きい」と語った。
