‘心優しい映画’ヒットに続けるか…『僕の特別な兄弟』

2019年04月22日

頭脳はずば抜けているが、全身が麻痺している兄セハ。優れた水泳の才能を持つが、思考能力は5歳児で止まっている弟ドング。二人は血の繋がりはないが、20年間お互いが一心同体となって助け合っている特別な兄弟だ。

彼らの面倒を見ていた神父が亡くなり、二人が住んでいた施設は閉鎖され二人は別々に離れて暮らさなければいけない状況に置かれる。

セハは区庁のプールアルバイト生、ミヒョンを水泳コーチとして迎え入れ、ドングを訓練し水泳大会に出場させようとする。賞金をもらい、注目を集めて施設閉鎖を阻止する為である。最終的に世の中の関心を集めることに成功するが、彼らの前には思いがけない壁が立ちはだかる。

5月1日に公開されるヒューマンコメディ映画『僕の特別な兄弟(原題:나의 특별한 형제)』は心温まる春のような映画だ。障害を持つ二人を全面に押し出し、ヒューマニズムを伝える。

弱点を持つ人々が互いに弱点を補い平凡に生きていこうとする姿は、障害を持つ人に対する社会的な偏見と家族の意味を今一度考えさせる。

今年に入り、韓国映画の興行キーワードは‘心優しい映画’だ。1月に公開されたユ・ヘジン&ユン・ゲサン主演映画『言葉集め(原題:말모이)』が286万人を動員し、ヒットの口火を切ったのに続き、チョン・ウソン&キム・ヒャンギが出演した映画『証人』(253万人)、『抗拒:ユ・グァンスン物語』(115万人)など、温かいメッセージや感動のある映画が成功している。

映画関係者は「事実、‘心優しい映画’は物語が退屈で平凡だから、興行の成功に繋がるのは難しい」としながら「しかし映画よりも更に映画のような現実や、刺激的で暴力的な韓国映画に疲れた人々が少しの間、癒されたくて心優しい映画を鑑賞しているようだ」と語った。

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