映画『悪人伝』主演 キム・ムヨル、「アクションシーンの為、体重を15キロ増やした」
2019年05月13日

俳優のキム・ムヨルが映画『悪人伝(原題:악인전)』で初めて刑事役に挑戦した。今月15日に公開されるこの作品で彼は大悪人である連続殺人魔を捕まえる為、暴力団のボスと手を組む刑事チョン・テソクを演じた。
キム・ムヨルは「チョン・テソクは悪人ではない。自分自身が考える‘善良な人’という定義の中にいる人物で、その中で葛藤する人物だ」と口を開いた。
「チョン・テソクはいい加減だが、犯罪者に対しては身を震わせる。善と悪、正義に立ち向かう時は絶対的な信念がある人物だと思った。暴力団と手を組むことになり、彼らから様々な支援を受けて連続殺人事件を解決することへの悩みもある。事件に巻き込まれながら予想もしていなかった出来事に直面し、最後も殺人魔Kにどんな処罰を下すかを悩んだ。チョン・テソクは強力なキャラクターたちの間で仲裁人の役割を務めなければならないと考えた」
映画のシナリオは何度も修正を繰り返し、面白いシーンは撮影現場で追加されたりもしたという。
「初めは暴力の表現レベルも高く、各人物のストーリーがもっとあった。映画館で笑いが起こるシーンは撮影現場で作られた。本当に自然に作られたもの」
キム・ムヨルは「最初は殺人魔K役のオファーを受けた」と語った。
チョン・テソクと時には協力し、時には争う暴力団のボス、チャン・ドンス役を務めた俳優がマ・ドンソクだったため、アクション演技にも力を注いだ。キム・ムヨルは体重を15キロ増量したりもした。
「監督が『ファイト・クラブ』や『セブン』に出演した俳優ブラッド・ピットのように体作りをして来いとおっしゃった。しかし後に、目指す人がトム・ハーディに変わった。マ・ドンソク先輩と対等まではいかなくても、殴られたら一発で死にそうな印象は避けるべきだという思いもあったし、チョン・テソクはいつも自ら乗り出して解決する刑事なので、見た目が力強く見える何かが必要だと感じた」
彼は「俳優は新しい自分を探求することが義務であり、責任である。見慣れない太った姿に満足している」と語った。
キム・ムヨルは刑事役を務める為に実際の刑事に会い、インタビューを行ったりもした。
「実際刑事の方々が犯人を追う際、その犯人のことをどれだけ考えて追いかけるのか気になった。夢を見たり、幻覚が見えるくらい本当にそのことしか考えないそうだ。このような話をする際、刑事の方の表情、声、動揺などが印象深かった。犯罪者について話す時は、とても深刻になった。チョン・テソクとしてこのような部分を表現しようとした」
キム・ムヨルが主演を務める『悪人伝』は、今年第72回カンヌ国際映画祭2019ミッドナイトスクリーニング部門に招待されている。
