作品性・大衆性全てを兼ね備えた『寄生虫』、観客動員数1000万人突破なるか?
2019年06月17日

公開17日目にして累計観客動員数800万人を突破したポン・ジュノ監督作品『寄生虫(原題: 기생충)』の観客動員数が1000万人を突破するか注目されている。
公開2日目で100万人、3日目に200万人、4日目に300万人を動員し、大ヒットとなっている『寄生虫』は最近、ライバル作品が相次いで公開されるなどの‘変化’が起こり、観客動員数1000万人突破が難しくなった。
16日、映画振興委員会 映画館入場券 統合ネットワークによると『寄生虫』は前日、累計観客動員数800万人を突破すると同時に、5月30日の公開以降維持してきた興行成績1位の座を奪われ、2位へ順位を下げた。
『X-MEN: ダーク・フェニックス』『ロケットマン』などのライバル作品の興行が低迷している間、特に頭角を現し興行成績を伸ばしている『アラジン』が1位にランクインした。リアルタイムの予約販売率も『アラジン』が50%を超え、1位を記録中だ。
週末観客動員数も8日~9日より減少した。8日~9日の週末に50万~60万人を動員した『寄生虫』は、前日、観客動員数27万8991人に止まった。先週平日の観客動員数は一日平均10万人台だった。
今後、状況が悪化するかもしれない。今月19日には『LONG LIVE THE KING:木浦英雄(原題:롱 리브 더 킹: 목포 영웅)』、20日には『トイ・ストーリー4』が公開される。
しかし、1000万人突破が悲観的というわけではない。
『寄生虫』は既に『X-MEN: ダーク・フェニックス』『ロケットマン』『メン・イン・ブラック:インターナショナル』などのライバル作品が相次いで公開されたにもかかわらず、今月14日まで絶えず興行成績1位をキープした。
観客動員数1000万人を突破した映画『国際市場で逢いましょう』『ベテラン』『王になった男』『弁護人』『TSUNAMI -ツナミ-』よりも早いスピードで『寄生虫』は観客動員数800万人を突破した。1000万人を動員したポン・ジュノ監督作品『グエムル-漢江の怪物-』よりも早いスピードである。
計930万人の観客を動員したポン・ジュノ監督の前作『スノーピアサー』は、公開12日目で600万人、15日目で700万人、18日目で800万人を突破したが、『寄生虫』は更に早いスピードで1000万人に近付いている。
もし『寄生虫』が1000万人動員した場合、韓国で25番目となる「1000万クラブ」に加入することになる。単に1000万人突破以上の意味もある。
『寄生虫』でカンヌ国際映画祭 パルム・ドール賞を受賞したポン・ジュノ監督が1000万人の観客を動員することになれば、作品性と大衆性を同時に兼ね備えた映画を作る監督ということを‘再確認’することになると同時に、カンヌ国際映画祭で受賞した映画は作家主義的で面白くないという偏見を破るのにも一役買う。
『寄生虫』が海外公開を控えているだけに韓国で観客動員数1000万人を突破すれば外国における興行成績にも影響を及ぼす可能性がある。『寄生虫』は韓国国内だけでなく、フランスでも歴代韓国映画の内、公開1週目で最高スコアを打ち出した。
