『使者』パク・ソジュン、「真剣なヒーローに挑戦...ハリウッド進出も夢見て」
2019年07月25日

俳優のパク・ソジュン(31)が「ロマンティックコメディ職人」というイメージを脱ぎ、ダークヒーローとして帰ってきた。
ドラマ「キム秘書がなぜそうか?」(2018)、「サム、マイウェイ ~恋の一発逆転!~」(2017)、「花郎(ファラン)」(2016)、映画『ミッドナイト・ランナー』など、“ツンデレ”キャラと情熱溢れる青春のイメージで視聴者と観客に愛されてきたパク・ソジュン。
今月31日公開される映画『使者(原題:사자)』(キム・ジュファン監督)は、彼の出演作の中で、最も目を引く作品だ。エクソシズムを扱ったオカルトアクション映画で、パク・ソジュンは世界を乱す悪霊に立ち向かい、戦う格闘技の世界チャンピオン“ヨンフ”を演じた。
24日、鍾路区のカフェで会ったパク・ソジュンは「既存のイメージを壊し、笑いを除いた真剣な役に挑戦してみたかった」と話した。
パク・ソジュンは、この映画でがっちりした筋肉質スタイルをアピールし、力強いアクションを披露する。アメリカまで足を運び、実際のUFC選手と格闘技をするシーンも撮った。
「撮影までの時間が1カ月半くらいしかなかった。それまでは、ドラマのスケジュールがとてもタイトで、みるみる痩せた。幸い、“サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~”当時、総合格闘技選手の役作りのため、1日8時間運動していた事が役立った。その時に一度筋肉を鍛えたから、私の体がそれを覚えていて3〜4週間でまた筋肉が戻ってきた」
ハイライトは、“ヨンフ”と悪をまき散らす黒い主教“ジシン”(ウ・ドファン)との最終決闘だ。“ヨンフ”は拳から火を吹きだし、“ジシン”を制圧する。
パク・ソジュンは、「手にLEDライトを付けて演じた。非現実的なアクションだが、私が信じてこそ観客も共感すると思って臨んだ」と振り返った。
パク・ソジュンは、寝ていて悪霊に苦しめられるシーンもリアルさを出すよう演じた。顔の血管が飛び出してくるかのように膨れ上がり、冷や汗を流す。彼は「ずっと息を止めて演じなければならず、アクションより大変だった。高校3年生の時から、よく金縛りにあうので、そのようなぞっとした記憶を蘇らせて表現した」と述べた。
『使者』は、恐怖とオカルト、アクションはもちろん、ドラマ性も強い作品だ。子供の頃、父を失い、神と世の中に背を向けて生きてきた“ヨンフ”の内面を覗き見ることができる。
パク・ソジュンは「“ヨンフ”がどんな気持ちで人生を歩んできたのかを考えながら、シナリオの中のスペースを埋めていこうと努力した」と振り返った。「多分とても孤独で、頼れる人がいなくて、感情をあまり表現しない、表現下手な人物だと思った」
そのような“ヨンフ”を父のようにかばってくれる人が、バチカンから来た悪魔祓いの司祭“アン神父”だ。“ヨンフ”の内面にある善と信仰を引き出してくれる役柄を、今年デビュー62年目の「大先輩」アン・ソンギが演じた。
パク・ソジュンは、アン・ソンギに対して、「良き人生の先輩であり、父のような方。いつも紳士で自己管理も徹底している方」と述べた。
『使者』は、当初からシリーズで企画された映画だ。彼は「今回の作品が、観客の愛を受けてpart2、part3が出るなら、絶対に出演するだろう」と述べた。
常に崖っぷちまで自身を追い込み、絶えず奮い立たせているという彼は、海外進出の抱負も明かした。
「以前より韓国俳優や韓国映画が海外に進出する道がたくさん開かれたように思う。準備ができた人にそのようなチャンスも来るぶん、私も語学勉強など準備をしている」
