「ボーカルの先生」シン・ユミ 「ボーカルテクニックより音楽色をお見せする」

2019年07月25日

「好きな人ができて、告白しに行く道のりの気持ちと似ている。ドキドキ胸が高鳴って、変に受け取られたらどうしよう、みたいな…」

 

シンガーソングライターのシン・ユミ(32)。自身の1stアルバムをリリースする気持ちは格別だった。これまでMnet「プロデュース101」シーズン2とシーズン4のボーカルコーチとして顔を広めたこともあり、自身が教えた歌手と練習生たちがどんな風に曲を聴いてくれるか、このような気持ちになったと述べた。

 

24日、龍山区の現代カードアンダーステージでシン・ユミのミニアルバム「So Addicted to You」のショーケースが開かれた。

 

遅咲きに見えるが彼女は、2013年Mnet「ボイスコリア」シーズン2でセミファイナルの舞台まで上がった実力者だ。

 

また、BLACK PINK、TWICE、GOT7、イ・ハイ、DAY6などの歌手のボーカルトレーナーであり、EXO-CBX、LOVELYZの作曲家としても活動してきた。

 

ユン・サンが所属するOde incの初の女性ミュージシャンとしてアルバムをリリースした彼女は、「待ちに待った瞬間だったので幸せで、ずっと記憶に残る時間になると思う」と喜んだ。

 

この日リリースしたアルバムは、制作期間3年で光を見た。彼女はこれまで制作した約50曲のうち5曲を選曲した。全曲を作詞、作曲、プロデュースしながら、自身の色を最もよく表した音楽を探そうと悩んだという。

 

「時間がかかったのは、完成後、1週間たつと、少しとげとげしい部分が聞こえたから。自ら曲の完成度を高めようと欲を出した」

 

この日、進行を担ったユン・サンは、「トラックの95%の伴奏をシン・ユミが一人で作り、さらにミキシングも本人がしたがるほど、熱意を見せた。歌だけでなく、直接編曲とプログラミングまでこなし、やる気に溢れていた」との言葉を加えた。

 

タイトル曲「君のいない夜(原題:너 없는 밤)」は別れた恋人を忘れられず、その人に向かって走って行く目まぐるしい感情を表現した曲だ。エレクトロニックサウンドをベースに、さまざまな色の鍵盤、808ドラム、弦楽器サウンドが、混乱した感情ラインを絡める。

 

彼女は、「私という人の色、私が最も得意とする歌と作曲を、一曲に込めてみたかった。歌もうまくて、曲作りも上手だという印象を与えられる曲をタイトル曲に決めた」と紹介した。

 

ユン・サンはシン・ユミが作った収録曲「君の愛になりたい」のプロデュースとミキシングに参加した。

 

二人の縁は3年前からで、ゲーム会社の音楽プロジェクトを共に作業した事がきっかけとなった。ユン・サンがシン・ユミに自身の作曲チーム、ワンピースのメンバーとしての活動を提案し、同じ釜の飯を食べる事になった。

 

ユン・サンは「他の後輩たちの音楽とディテールが違った。黒魔術のようだというか。暗いが“こんな情緒を表現する人がいたのか”と思うほど、歌詞も平凡でなかった。自分の世界が深いアーティストだと思った」と賞賛した。

 

するとシン・ユミも「“ボイスコリア”シーズン2が出て、どのように音楽制作をするか悩んだ時、私が書いた曲に対して確信が持てない時、先輩がたくさん褒めてくださったことを思い出す。生きてきて、とても感謝した瞬間だった。その時、確信を持つようになった」と答えた。

 

シンガーソングライターとして本格的に乗り出したシン・ユミは、単に歌がうまいというより、音楽的な部分を見せる人になりたいと繰り返し強調した。影響を受けたミュージシャンには、イギリスの女性シンガーソングライター、コリーヌ・ベイリー・レイを挙げた。「ボーカルのテクニックより、時間がたっても、どんな時でも聞きたいと思える音楽を作るミュージシャンが良いミュージシャンだと思う」

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