防弾少年団、アメリカMTV VMAsで「ベストグループ」など2冠王に
2019年08月28日

ボーイズグループ防弾少年団がアメリカの音楽授賞式「MTV Video Music Awards·VMAs」で2冠王を獲得した。
防弾少年団は26日の午後8時(以下、現地時間)にアメリカ・ニュージャージーのプルデンシャル・センターで開かれたこの授賞式で、今年新設された「ベストグループ(Best Group)」、「ベストK-POP(Best K-POP)」部門の受賞者として名を呼ばれた。防弾少年団がこの授賞式で受賞したのは初めてで、メンバーたちは長期休暇中であるため出席はしなかった。
合計5部門の候補に上った防弾少年団は当初先月、「ベストK-POP」、「ベストコラボレーション(Best Collaboration)」、「ベスト振り付け(Best Choreography)」、「ベストアートディレクション(Best Art Direction)」など4部門に名を連ねた。
すると、ファンクラブ「ARMY(アーミー)」を中心に、世界的な成果を出した防弾少年団が「今年のビデオ」、「今年のアーティスト」、「今年の楽曲」など主要部門の候補に上がらなかったことに対する問題提起が出た。
防弾少年団がアルバム『MAP OF THE SOUL : PERSONA』でビルボードの1位はもちろん、タイトル曲「Boy With Luv」でYouTube再生回数5億回を突破する記録的な成果を出したにもかかわらず、K-POPグループたちを別途集めて授賞するのは欧米中心的な差別だという指摘だ。
ツイッターには「#ビデオミュージックアワード外国人嫌悪(#VMAsXenophobic)」、「#ビデオミュージックアワード人種差別注意(#VMAsRacist)」というハッシュタグが広がったりもした。
このような声を意識したせいか今月MTVは「ベストグループ」部門を作り、防弾少年団が候補に上ったと追加発表した。
アメリカの主要メディアたちもこのARMYの声に力を与えた。
ワシントンポストは先月「カナダ白人ミュージシャンたちが主要賞候補に上る反面、人気がある黒人やアジア人は“アーバン(Urban)”や“K-POP”と同じ範疇に留まっている」と指摘した。
また、防弾少年団の活躍にも固定概念は別問題だと指摘し「ファンたちはなぜ防弾少年団と他のK-POPグループたちが『ベストポップ(Best Pop)』や『今年のアーティスト』のような主要の賞から分離されなければならないのか疑問を提起した」と報じた。
「BTSとARMYカルチャー」という批評書を書いたイ・ジヘン中央大学講師は今月26日に「BTSインサイトフォーラム」でこの事例を紹介しながら、人種主義と外国人嫌悪に対抗するARMYの活動を取り上げた。
この講師は「K-POP部門の新設は、非英語圏は主流になれないという英語中心主義、欧米中心主義的な差別という主張。主要メディアも防弾少年団とARMYの手を取り、英語圏だけが主流になりうるという偏見を公式化した事例だと批判した。急遽MTVはメイン部門のように見える『ベストグループ』部門を作り道徳的な非難から自由になろうという試みを行った」と鋭く指摘した。
