探査報道の元祖、KBS「追跡60分」歴史の中へ...明後日放送終了
2019年08月29日

1983年、初放送を開始したKBS1TVの探査報道番組「追跡60分(原題:추적60분)」が、30日放送を終了する。
28日、KBSによると、韓国内初の探査専門番組を標榜する「追跡60分」は、二日後放送する1326回を最後に、幕を下ろす。これはKBSが先月から施行した非常経営計画によるものだ。
最終回は、「追跡60分」が36年間歩んできた軌跡を振り返り、今後の探査報道番組の進むべき方向を考えてみるという内容で飾られる。
特に暗い社会の裏側をさらけ出し、政府の政策変化の動きにつながった1983年の「緊急点検、祈祷院」編を始め、「通りに追い込まれる人たち」(2005)、「お菓子の恐怖」シリーズ(2006)など、大きな反響を呼んだ過去の放送を振り返る。
最後の放送では、情報提供者3人をスタジオに招き、話を聞く。サムスン電子半導体ラインに勤務し、白血病で2007年に死亡した故ファン・ユミ氏の父親であるファン・サンギ“パノルリム”(半導体労働者の健康と人権を守る会)代表、2009年に殺人の濡れ衣を着せられ、ホンジュラスの刑務所に収監されたハン・ジス氏、2013年「ソウル市公務員スパイ操作事件」の被害者ユ・ウソン氏が、それぞれの生活に「追跡60分」が与えた影響を顧みる。
チェ・ジウォンPDは、「番組を制作している間、世間の不義に憤り、力ない人を見て泣いた。“追跡60分”があるから、私たちの社会がより良くなれるという希望を抱いてくれたことを願う」と放送終了の感想を明かした。
