イ・ハニ、映画『ブラックマネー』キャスティングのきっかけはKBSのバラエティ番組

2019年11月01日

「もともと時事には特に興味がなかったが、『ブラックマネー((原題:블랙머니)』を通じてこれまで私が無知だったという気持ちになった。反省した」
今年1600万人を超える観客を動員した映画『エクストリーム・ジョブ』や最高視聴率22%を記録したドラマ『熱血司祭』(SBS)で誰よりも忙しい1年を過ごした女優のイ・ハニが新しい映画『ブラックマネー』で帰ってきた。
チョン・ジヨン監督の新作である『ブラックマネー』はアメリカ系プライベートエクィティファンド「ローンスター」の「韓国外換銀行」の買収と売却などいわゆる「ローンスター・スキャンダル」をスクリーンに移した。イ・ハニはアメリカのプライベートエクィティファンド側の法律代理人であるエリート弁護士キム・ナリを演じた。
今月31日にソウル・鍾路区(チョンノグ)三清洞(サムチョンドン)で会ったイ・ハニは「映画が実話を基にしているので重みがあった。どのように大衆がよく分からない状態で乗り越えられたのかと思った」と語った。
そして彼女は「実際の事件を扱っていることもあるが、キム・ナリと事件の実態を追うヤン・ミンヒョク検事(チョ・ジヌン)は作られたキャラクターなので自由に考えて表現した。そして観客たちが映画を観たらどんな反応をするか気になった」と述べた。
イ・ハニは『エクストリーム・ジョブ』や『熱血司祭』で見せてきたコミカルな姿とは正反対の冷徹な人物を演じた。チョン・ジヨン監督はイ・ハニが出演した KBS 2TVのバラエティ番組「隠密で偉大な動物の私生活」を見て彼女をキャスティングしたという。
彼女は「監督が『エクストリーム・ジョブ』や『熱血司祭』をご覧になり私はキム・ナリとは合わないと思われたそうだが、『隠密で偉大な動物の私生活』をご覧になって、気持ちが変わったとおっしゃっていた。シナリオを初めて読んだ時、本当に完成度が高かった。断ることができなかった」と振り返った。
そして「チョン・ジヨン監督の『折れた矢』(2011)が好きだ。大胆で重みのある話を最後まで導いていく監督のエネルギーが終始ずっと感じられた」とし「一緒に作業することができたら光栄だと思った」とチョン監督と仕事をともにした感想を伝えた。
ソウル大で国楽を専攻し英語などの外国語が堪能で“オムチンタル(出来のいい娘)”として有名になったイ・ハニは今回の作品で流暢な英語の実力を披露している。彼女は「英語の演技がプレッシャーだった」と打ち明けた。
彼女は「キム・ナリは小さい頃から留学しアメリカのウォール街で働いている人物なので、単純に韓国人が英語を話す以上に上手くなければならなかった。英語を話す時リラックスして経済用語も英語で話す職業なので。それでセリフを頭の中で理解した後に口癖になるまで練習した」と説明した。
多彩な彼女は忙しい演技活動の中でも国楽から離れることがない。最近YouTubeチャンネルも開設した。昨年、アメリカ最大の芸能エージェンシーとの専属契約を通じてアメリカ進出を準備中だという。
そして、「私の親友と『ヤグムヤグム』というプロジェクトで国楽アルバムを準備している。これまで公演もしてきた。伽耶琴(カヤグム、朝鮮半島の伝統的な撥弦楽器)を現代的に解釈した音楽で来月レコーディング作業をするが、私が制作も投資もしている。完成度の高い作品にしようと思うと、スケジュールも滞ってしまう。YouTubeは私が楽しくて大事だと思うことを共有したくて始めることになった。大したことではない」と笑みを浮かべた。
そしてイ・ハニは「今年は俳優人生で大きな贈り物をもらった年。演技をずっと続けたい」と強調した。
最後に「俳優としての人生が上手くいっている時もあれば、そうでない時もある。私の人生が私をしっかり支えてくれないと俳優の仕事がつらくなる。日々修練するように、自分に対する信頼を持って生きたい」と前向きな姿勢を見せた。

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