イ・ビョンホン主演映画『白頭山』、ソウルのど真ん中でロケも敢行、「ありきたりな災害映画ではない」
2019年11月20日

約1千年間眠っていた白頭山(ペクトゥサン)の火山が来月公開される映画『白頭山(原題:백두산)』を通じて今年の冬、スクリーンで目覚める。
この作品は、韓国と北朝鮮を飲み込む白頭山の最後の火山噴火を防ごうと死闘を繰り広げる人々の話を描いた災難ブロックバスターだ。『神と共に』シリーズを製作したデクスタースタジオの新作で、イ・ビョンホン、ハ・ジョンウ、マ・ドンソク、チョン・ヘジン、Miss A出身のスジなど超豪華な出演者で話題を集めた。
19日にCGV狎鴎亭(アックジョン)で開かれた『白頭山』の製作報告会でキャストたちとスタッフが出席し、映画の紹介と撮影過程の裏話を語った。
昨年1月、映画『それだけが、僕の世界』以来、約2年ぶりにスクリーンに復帰したイ・ビョンホンは、北朝鮮の武力部所属で収容所に収監されていたが、韓国の秘密作戦に投入されたリ・ジュンピョン役を演じた。アクションはもちろん、デビュー以来初めて北朝鮮の方言を使い、中国語とロシア語でも演技をした。
イ・ビョンホンは「災害映画に初めて挑戦した」とし、「劇全般にスリルと緊張感が流れ、シナリオを一気に読むことができた。ハ・ジョンウとともにバディムービー形式の心温まる気持ちもあり期待が大きかった」と語った。
映画『トンネル 闇に鎖された男』、『テロ、ライブ』に続き再び災害映画に出演したハ・ジョンウは、予期せぬ作戦を率いることになった特殊戦司令部大尉チョ・インチャンを演じた。
彼は「災害に陥ったキャラクターは単線的ではなかった。災害の中でもユーモアがあり、人物の率直さが盛り込まれ、新しい災害映画だと思った」と出演理由を説明した。また「災害を突破する過程で、リ・ジュンピョンとチョ・インチャンのタッグが大きな魅力だと思った」と見どころを挙げた。
イ・ビョンホンとハ・ジョンウは初めて一つの作品に出演したが、スクリーンの外でも相性ぴったりの呼吸を見せた。イ・ビョンホンはハ・ジョンウについて、「平凡な場面をユーモアを交えて豊かにする才能がある」とし、「ハ・ジョンウの果敢な行動力と性格を真似したい」と褒めたてた。
またハ・ジョンウはイ・ビョンホンに対して「悲劇と喜劇の両方をうまく演じる俳優で、先輩が演じ選んだ作品が、ただひたすら良かった」と応戦した。
チョン・ヘジンは火山噴火を防ごうと新しい作戦を提案する、冷徹な判断力とカリスマを合わせ持つ韓国大統領府の首席秘書官チョン・ユギョン役を演じる。彼女は「確固たる信念とリーダーシップだけでなく、柔軟さを兼ね備えた人物だ」と紹介した。
最近ドラマで国家情報院として活躍したスジは、ソウルに残り巨大な災害に立ち向かうチェ・ジヨン役を演じ新たな姿を披露する。スジは「実際に経験したことのない災害だったのでとても心配だったが、実際にあるもののようにセッテッィングされた撮影現場のおかげで没入して演じることができた」と振り返った。
白頭山の火山噴火専門家の地質学教授を演じるマ・ドンソクは、マーブル映画『エターナルズ』の撮影で、この日のイベントには出席できなかった。
『白頭山』は 『ヨコヅナ・マドンナ』や『彼とわたしの漂流日記』などを演出したイ・ヘジュン監督と、『神と共に 第一章:罪と罰』、『PMC:ザ・バンカー』の撮影を担当したキム・ビョンソ監督が共同で演出を務めた。
イ・ヘジュン監督は「7、8年前、映画を初めて構想したとき、いくつかの前提条件があった。ジャンルが明確な映画であるべきで、多くの人が共感できる題材、圧倒的なスケールを備えなければならないということだった」とし、「そのような前提の下で素材を探し始め、白頭山の火山噴火という災害映画の枠組みを整えることになった」と説明した。そして「これまでの韓国映画では一度も試みたことのない火山噴火という題材を盛り込んだだけに、新しい試みと見どころが盛り込まれている」と強調した。
この作品はソウルの江南(カンナム)駅周辺だけでなく、韓国映画で初めてソウル都心の潜水橋を統制して撮影を進めた。
イ監督は「災害を体験的に描写するため、日常とつながった空間が必要だった」とし「作品の序盤に登場する江南駅のシーンはわずか5分足らずの分量だが、10回にわたり分けて撮影しなければならなかった。ソウル市内のど真ん中で災害映画を撮影すること自体、大きな挑戦だった」と振り返った。『白頭山』は現在後半作業が進行中で、12月中旬に観客と会う予定だ。
