映画『始動』に出演のパク・ジョンミン 「愛らしい反抗児をお見せしようと努力した」

2019年12月12日

「本来の私の姿と似た人物だったので、楽に演じることができた。“どうすれば(映画が)より面白くなるだろうか?”だけを悩んだ」
俳優パク・ジョンミンが映画『サバハ』、『タチャ ワンアイド・ジャック(原題:타짜:원 아이드 잭)』を経て、今年3回目となるスクリーン登場を果たした。
今月18日公開の映画『始動(原題:시동)』を通してだ。今回は学校も家も嫌という10代の反抗児“テギル”に扮した。
11日鍾路区(チョンノグ)昭格洞(ソギョクドン)で会ったパク・ジョンミンは「“テギル”を“言うことは聞かないのに、愛らしく、憎めない人物”にしようとした」と強調した。
「テギルは、欠陥だらけの人物。原作の電子コミックでは、とてもドライな人物でもある。50話連載された原作とは異なり、映画は2時間以内に人物を理解させなければならないので、そんなドライなキャラクターでは観客に近づくのが難しかった。だからあまり憎まれてはいけないと思った」
彼は大人なったばかりの10代を演じながら、「自然と私が10代の時にした行動が思い浮かんだ。最近の高校生に見えるよう略語なども使ってみたが、かえって若く見せようとしているようで、映画に役立たないと思った」と本来の魅力を見せようとした事を明かした。
やりたいことはやらないと気が済まず、嫌なことはしないテギルは母親の小言から逃れ、一人で生きようと決心し、当てもなく飛び出す。
無人島に行くときは一緒に行きたいと思うほど、母親を愛しているが、いつもぶつぶつ文句を言っているテギルの姿に、パク・ジョンミンは深く共感したという。
「親子の関係はみんなそうだと思う。気持ちはあるが実際に口に出すのはちょっと…。テギルも母親が唯一の家族なのに、そんな母親との関係がこじれ、子どものように喧嘩する姿により共感できた。私も似た経験をしたからだ。テギルと母親の関係が映画の主な内容でもある」
母親を演じたヨム・ジョンアについては、「元々(ヨム・ジョンアさんの)ファンで、お会いする前はときめき半分、心配半分だったが、感情を隠さない方なので、心が楽になり、お近づきになれた。後半の感情溢れるシーンを撮影した際は、横で助けてくださった。母のことが思い浮かび、涙がどっとあふれた」と振り返った。
おかっぱ頭にピンクのTシャツを着てイメージチェンジを図ったマ・ドンソクについては「“とても一生懸命生きてらっしゃるな”と思った」と笑った。
「先輩がかつらをかぶって現れた瞬間、全員が“この姿が、この映画の色だ”と直感した。テギルがゴソク兄さんに殴られるシーンでは、ドンソク先輩がアクションシーンをよくご存知だったのでたくさん助けてくださった。武術監督なしでドンソク先輩がすべてやってくださった」
今年公開された3本の映画でそれぞれ異なる役を披露したパク・ジョンミンは「これまで演じた役は、本来の自分の姿とは違い、極端な人物だったので演じにくかった。今回の作品では(本来の自分の姿と似ていたため)どのように面白くしようかだけを悩んだ」とした。
来年も『狩りの時間(原題:사냥의 시간)』(仮題)など、出演映画の公開を控えている彼は、「自分の役割をきちんと果たせる俳優になりたい」と述べた。
「“韓国にそんな映画俳優が一人いるね”と言われるくらいになれば嬉しい。同じ映画俳優が見ても恥ずかしくない俳優になりたい。韓国映画界で根気のある先輩についていけばいいと思う」
作家として本も出版したパク・ジョンミンは、本屋も経営している。彼は「本屋は今、儲かっていないから、維持も難しいレベル」と笑った。

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