イ・ビョンホン、来月主演映画『南山の部長たち』公開、「実話だがとても洗練されたノワールだ」
2019年12月13日

「実話を基にしたが、ジャンル的にとても洗練されたノワールだ」
俳優のイ・ビョンホンが来月公開する映画『南山の部長たち(原題:남산의 부장들)』をこのように表現した。
この映画は1979年、“第2の権力者”と呼ばれていた中央情報部長が同年10月26日に大統領を暗殺する前の40日間の話を描く政治ドラマだ。1990年に連載されたノンフィクションベストセラーを原作にしている。
イ・ビョンホンは大統領を暗殺する中央情報部長のキム・ギュピョンを演じた。
12日、ソウル・江南区(カンナムク)CGV狎鴎亭(アックジョン)で開かれた制作報告会でイ・ビョンホンは「実際の事件と実存する人物を扱っているため観客も感情移入を深められる強烈な映画になるだろう」と映画の魅力について説明した。
彼は「実際の事件と実在した人物たちの物語なので、全てが慎重だった。実際の事件が歪曲されることをかなり警戒した。歴史的な事件を知っているだけで、その当時の人物の感情や関係を見せようとした。完全にシナリオにあるセリフとそれに合う感情を演技した」と強調した。
さらに「多くの資料や証言、インタビューなどを探しながら準備した」と付け加えた。
彼が出演した別の映画『白頭山(ペクトゥサン、原題:백두산)』と相次いで封切られることについては、「他のジャンル、他のトーンの2つの作品が公開されるという点では良いが、あまりにも1人のキャラクターが容易に忘れられてしまうという残念な気持ちもある」と打ち明けた。
映画は40日という時間を通じて全世界に韓国政権の実態を告発する「コリアゲート」から大統領暗殺までの一連の事件を披露する。 大統領のパク・トンは、イ・ソンミン、元中央情報部長で内部告発者であるパク・ヨンガクはクァク・ドウォン、大統領に忠誠を示す警護室長のクァク・サンチョンは、イ・ヒジュンが演じた。
久しぶりに公の場に姿を現したクァク・ドウォンは「このような場は久しぶりだ」と口火を切った。
彼は自分が演じた役について、「実在した人物だが資料があまりなかった」とし、「追われながら生死を行き来する状況では、どんな苦痛が感じられるかを考えた」と振り返った。
イ・ヒジュンは役柄のために体重を25㎏増やした。
イ・ヒジュンは、「私が引き受けた実際の人物を見る視点がさまざまで両方の資料をすべて探してみた」とし、「『結局、1人の人間』という結論に達した。人間自体に共感しようと努力した」と語った。
演出は『インサイダーズ/内部者たち』(2015)と『麻薬王』(2018)を演出したウ・ミンホ監督が務めた。
ウ監督は「20年以上前に偶然原作を知り興味深く読んだ。いつかは映画にしたかった」とし「原作は中央情報部の始まりと終りを扱っているので膨大だった。その中で最も劇的だった40日の瞬間を描いてみようと思った」と述べた。
