キム・ソヨンにイム・チャンジョン…「老け顔」から「童顔」に時間を逆行したスターたち
2019年12月17日

外見が実年齢より上に見えることを表す「老け顔」。
そんな「老け顔」の中には、同じ年齢の人たちから自然に目上の人扱いされたり、時にはからかわれた思い出もあるだろう。
韓国のスターには、そんな「老け顔」にも関わらず、むしろ「童顔」と呼ばれる人たちもいるという。
歳月を逆行したスターとははたして誰なのか、その顔を追ってみた。
まずは初回放送から視聴率1位を占めたことで大きな話題を呼んだ週末ドラマ「世界で一番可愛い私の娘」で、カリスマあふれる次女ミリ役を演じたキム・ソヨン。
彼女は一時期、老け顔で苦労を経験したそうだ。
キム・ソヨンは1994年に15歳でデビューし、KBSドラマ「クォン家の娘たち」で、翌年の演技大賞で子役賞を受賞した。
しかし受賞後、KBSに「なぜ大人に子役賞を与えるのだ!」という抗議の電話が殺到したそうだ。
当時の授賞式を振り返ると、まだ10代とは思えない美貌の彼女が「さらに意味深い年になるよう頑張ります。そして賞をくださり本当にありがとうございます」と堂々とコメントをする姿を確認できる。
当時の視聴者も確かに16歳の子どもとは想像できなかっただろう。
その早熟な外見のため、キム・ソヨンは10代でありながらも大人のキャラクターを演じたそうだ。
高校1年生の時に出演したドラマ「申告します」では、なんと13歳年上のチャ・インピョの恋人役を演じた。
しかし20年以上の時が流れ、今年40歳になったキム・ソヨンは今、もはや「童顔」の域に達している。
先の「世界で一番可愛い私の娘」では10歳年下のホン・ジョンヒョンと妙な関係に発展している。
相手役が10歳以上の年上から、10歳年下の俳優に変わったのだから、2019年の最高の“童顔スター”の一人と言えるだろう。
そして「老け顔」の話をするときに欠かせないスターがいる。俳優のチェ・ダニエルだ。
チェ・ダニエルはデビュー直後の2009年に放送されていたシチュエーションコメディでは同い年のユン・シユンと、叔父と甥役で出演した。
俳優のイ・ジョンソクは2012年の授賞式で「私が今『ゆれながら咲く花』に出演しているので、私のことを高校生だと思っておられる方々もいらっしゃると思いますが、実は先生役で出ているチェ・ダニエルさんとは3つしか年の差がありません」と述べ笑いを誘う場面もあった。
チェ・ダニエルは「ゆれながら咲く花」の出演当時、共演した同年代の成人俳優たちが皆生徒役を務める中、1人で30代半ばの教師役を演じていた。
さらに年下の職場の同僚役として出演した女優のチャン・ナラよりも、実際は5歳若かったという“逸話”まである。
しかしチェ・ダニエルが実際に30代になってからは「老け顔」という代名詞が通用しなくなった。
ひたむきに“外見管理”をしたおかげで、配役は10年前も今も変わらない30代の専門職だ。
やっと年齢にふさわしい役を演じることになった彼は、今後もステキな演技を繰り広げるだろう。
また、女優のイム・スヒャンも中学時代から社会人に間違われるほどに早熟な容姿の持ち主で、20歳でデビューをした時から『老け顔』という言葉を聞いたそうだ。
彼女は2009年に公開した映画『4時間目 推理領域』を通じて高校生役でデビューしたが、役に合わないという評価を耳にしたという。
バラエティ番組でもそんな年齢のギャップによりぎこちない雰囲気になったそうだ。
KARAの元メンバーの故ク・ハラとは、番組の出演者の中で年齢が一番近かったのに、最後まで敬語を使われたという。またク・ハラが早生まれだったため、学年は同じという、なんとも微妙な結果になってしまった。
そんなイム・スヒャンも昨年あるドラマで実際の年齢より9歳下の20歳の新入生役を演じ、7歳年下でボーイズグループASTROのメンバー、チャ・ウヌとも完ぺきな呼吸を見せ、視聴者の胸をときめかせた。
一方、デビュー30周年を迎えた男性ソロ歌手のイム・チャンジョンも遂に「老け顔」から脱した。
1989年に撮影を開始した『南部軍(原題:남부군)』という映画で俳優デビューしたイム・チャンジョンだが、本人曰く「当時17歳の高校時代からもうすでに『老け顔』だった」という。
イム・チャンジョンといえば切ないバラードが印象的だが、歌手デビューをした23歳の姿を振り返っても、すでに中堅歌手のような落ち着いたステージをこなしている。
そんな彼も40代後半になり、周りの友人が老け込んだ今が、最も「童顔」な時期だという。
しかし白髪については敏感になっているようで、番組でも「白髪がど真ん中に1本だけある。その1本を抜いてしまうと瓶のフタを開けたら水が出てくるように、全部白髪になってしまうのではないかと心配で抜けない」とユーモアを交えて明かしていた。
このように愉快な心構えで人生を送ってきたからこそ、変わらない姿を維持できるのだろう。
一時期は「老け顔」と呼ばれたが、いよいよ時代を迎えたスターたち。変わらぬ姿で年月を過ごしてきた道のりはさすがである。
